
(155)商いとしての旅館業を考える
今日から有限会社紫雲閣は、第57期を迎えます。期首に商いとしての旅館業を考えると、最近「部屋を埋める」という事に執着しなくてはならないということを考えるようになりました。 アメリカの不動産王ロバート・アレンが、賃料を生み出さない不動産を「人食いワニ」に例えたといいますが、旅館の稼動しない客室も「人食いワニ」といえるのかもしれません。旅館は、お客様にご宿泊いただくため旅館を建設し、料理人を始めスタッフを集め準備をしています。 稼働率を上げる努力は、飼っている「人食いワニ」を減らす努力に他ならない事が最近わかりました。 商いとしての旅館業において客室をどう売り切るかが命題である事を最近になって気が付きました。
ちょっと遅すぎた感もありますが、あまり商売気を出すと憩いの場を提供できないような気がしていましたが、「商い」はそう甘いものでもありませんでした。 交流人口を増やす命題を持った旅館は、交流人口拡大のためにも客室の稼動率を好転させ「人食いワニ」の客室を撲滅しなくてはなりません。この秋からは、当日売りつくしプラン等の商品投入も行いより客室の販売率を向上して参りたいと思います。 熱川温泉には、「熱川バナナワニ園」がありますが「人食いワニ」は、一匹もいません・・・・・
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