
(173)衣・食・住・知・癒の時代
戦後は、衣(い)・食(しょく)・住(じゅう)の時代といわれていました。着る物、食べる物、住む所の確保が生きていくうえで必要の生活費となり、温泉旅館は、遊興費と考えられてきました。 高度成長を終え高度情報社会となり2つの要素が加わったと私は、考えます。一つは、情報の収集や知識を習得する“知(ち)”と情報の氾濫する社会で抱えたストレスを解消する“癒(ゆ)”が現代では、必要で生活費の一部となりつつあります。温泉旅館は、“癒”の場所提供として生活費の一部でまかなわれるよう昇格しました。 遊興費から生活費に格上げされましたが、温泉旅館サイドは、たまの贅沢に使う遊興費の価格設定のままにしてきたので、お客様は、安価に済む都会での癒しを求められるようになりました。 しかし自然の中の転地効果と温泉療養が得れる「温泉保養」は、“癒”の有力な選択肢の一つです。ピークは別としてオフピークには、生活費として支出できる範囲の価格設定を行えば、お客様から支持される時代になると考えます。私どもの宿泊プランは、平休日では、お一人様8,800円の価格設定のプランもありますし大手旅行代理店とタイアップしてJRつきでお一人様13,000円の価格設定の主催旅行商品も設定してあります。 お客様のご利用も増え今月は、前年最終実績に対する現在の予約数の指数前年充足率は、131.96%となり好調に推移しています。“衣・食・住・知・癒”の時代の当館の存在意義が増すよう精進いたしたいと考えます。 熱川温泉の海を見ていると心が癒されます
↓当館のオフィシャルサイト↓
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/
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