
(138)観光市場に異変アリ
4月から6月にかけて日本全国の観光地は厳しい展開となり60%~90%の前年比で苦しんでいる状況ですが、マイカーを利用した個人客は、堅調な状況のようです。 団体旅行は、豚インフルエンザの影響を受けキャンセルが続出した模様ですが、インフルエンザの毒性の低さなどから9月以降に新規申し込みが発生するなど秋以降期待が持てる展開となるかもしれません。 しかしながらお客様の申し込み経路は、インターネットが主流となる勢いで大手旅行代理店の集客施策の練り直しを迫られる可能性が出てきました。 大手旅行代理店では、メディアミックス戦略をどのように立案できるかが存亡の鍵となるかもしれません。 経済環境の急激な悪化や、豚インフルエンザの影響で旅館の存亡の危機とも言える状況ですが、こういう状況に対応できる新しいビジネスモデルの温泉旅館が誕生する時期かもしれません。 新しいビジネスモデルに変化できなければ、温泉旅館の存続は、難しいかもしれません。 旅行商品も大手旅行代理店が主導する時期は、終わりお客様のウォンツを旅館が聞きだし商品化する時代になっています。月別の集客ランキングを観ても月ごとに上位がめまぐるしく変わるのは、時期によって来館されるお客様のタイプが、変化し、そのお客様タイプをターゲティングしている商品が売れる構図になってきています。 ちょっと前までは、年間通して売れるホームラン商品がありましたが、今では、時季のヒット商品を数多く展開する必要が出てきています。 より多くのお客様にご宿泊頂き地域の交流人口を増大させる温泉旅館の使命を果す為、更なる精進を続け「観光市場の異変」に対応してまいりたいと思います。 今日の熱川温泉の海は、穏やかな表情です・・・・・
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http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/
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