2010年9月13日月曜日

続温泉保養のススメ(第18話)


(9月13日配信)残暑で端境期がずれる国内旅行、朝食に烏賊刺し付の新1泊朝食プランはいかが?
 今年の秋商戦の始まりは残暑の厳しさから遅れています。従来海水浴を中心とした夏のお客様は、若者を中心としたヤングファミリー層ですが、秋のお客様は、中高年を中心としたカップル・グループ客です。 過ごし易い時候になってから動き始めてきますが、今年は残暑が厳しい影響もあり出足が鈍い傾向です。 ようやく来週から暑さも弱くなり秋の気候に移ってくるそうですので来週くらいから予約が伸びてくるかもしれません。 近年に珍しい暑さでしたので旅行の端境期もずれたのかもしれません。 円高デフレ対策に公共事業という声も聞こえてきますが、成熟期を迎えた日本経済では、ただ単に通貨流通量をコントロールするだけで景気は刺激できます。公共事業でお金を民間に廻しても国債発行して流通するお金を国債に替えていては、循環するお金は減り貧血状態の円高デフレに陥ることに気がつかないのは本当に残念なことです。国債発行量を抑え、その分を政府発行通貨にするだけで流通量はコントロールできます。 国債が現在44兆円、1ドル=100円を目指すには貨幣流通量を2割上昇させる必要があるので現在の流通量70兆円に対し2割の14兆円を政府発行通貨にすると年間の国債新発44兆円が30兆円となります。 小泉元首相が「国債の発行を30兆円に抑える」と言っていたことと妙に一致します。 小泉さんは、緊縮財政をとったのが失敗です。政府発行通貨がまずければ日銀専用国債(日本銀行が貨幣の発行して買う日本銀行専用の無利子国債)を発行し政府が普通国債・建設国債の発行で市場から通貨の死金を作り出すのを阻止する仕組みを作らなくては一向に円高デフレは日本の産業構造をむしばみ続けると私は考えます。 デフレーションは市場収縮ですのであらゆる産業は、淘汰が繰り返されることになります。 温泉旅行にみんなが楽しく出かけられる日本経済に早く戻ってほしいものです。 この秋・観光地では更に旅館の廃業が続くことが予想されます。 デフレで温泉旅行の予算を削られたお客様に夕食は駅弁やビールで節約し、旅館に泊まった翌日にちょっぴり贅沢して他人のテーブルにない烏賊刺しを食べる「1泊朝食付」のプランも平休日お一人様5,900円でご用意いたしております。
↓当館の公式サイト↓
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

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