(7月20日配信)経済成長ともに変わる温泉旅館のもてなし
経済の成長とともに旅館に求められるもてなしも変化して参りました。高度成長時代は、経済成長の原動力だった健常者男性の憩いの場として旅館もコンパニオン・芸者の入る団体宴会型のおもてなしが全盛で、バブル期には、お客様に非日常の演出をしたコスト積み上げ式のおもてなしをし、ビックバーンで多様化する価値観に対応したおもてなしを研究し、リーマンショック前は、贅をつくした高級路線のおもてなしとシンプルで価格訴求型のおもてなしに二分化されました。 リーマンショック以降の成熟経済期は、海外旅行と国内旅行のすみわけが進み、国内旅行は、静的な観光が主体となり、静養(Rest)、癒し(Healing)、保養(Recuperation)に対応したおもてなしが求められてくると思います。 中国人観光客を主体としたインバウンドも増加すると思いますが、旅行日程が忙しく、旅館では、夕食・朝食・宿泊の機能的サービスが求められるので温泉旅館のおもてなしは、ここ5年間はますます静養(Rest)、癒し(Healing)、保養(Recuperation)に特化したおもてなしになると思います。 今後も温泉旅館のおもてなしは、時代とともに変化する温泉旅館のおもてなしは、グローバリゼーションの中本来のおもてなしに収斂してきているのかもしれません。
↓海辺の料理温泉旅館紫雲閣ホテルオグラの公式サイト↓
http://www.atagawa-shiunkaku.jp/
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