2010年7月21日水曜日

続温泉保養のススメ(第4話)


(7月21日配信)拡大するインバウンド市場
 日本人の国内観光市場は、年々縮小傾向になってきていますが、1991年に385万人の訪日外国人数が、2008年835万人と倍以上に伸びています。 小泉純一郎首相が提唱した「ようこそジャパン」キャンペーンの効果が現れた状況になっていますが、インバウンド市場にどう向き合うかが、温泉旅館の生き残り戦略となっています。 製造業でも自動車会社の海外進出に部品メーカーも生き残りをかけ海外進出したように日本の温泉旅館も国内需要の落ち込みに代わる海外需要の拡大に目を向ける必要に迫られた状況と同じ状況です。 確実に拡大するインバウンド市場に活路を求めることが温泉旅館の命題となっております。 当館では、スタッフの国際化(中国、台湾、韓国のスタッフの受け入れ)を進めインバウンドの団体・個人客の受け入れに成功いたしております。 7月22日・23日の海上花火大会も年々インバウンド観光客が増えてきています。 現在熱川温泉の国際化に向け国際産学交流協会・日本旅行を中心として富士山静岡空港を活用したインバウンドの新モデルコースの策定準備を行っております。 また東伊豆町では東京大学・日本工営を中心とした中国本土でのインターネット情報発信事業も実験段階に入っております。 来年からは、ファムトリップ誘致を行い熱川温泉インバウンド活性化元年と致したいと考えております。 2015年までの間に温泉旅館の新しい国際標準モデルが確立できるかが、温泉旅館再生の試金石になりそうな予感です。 
↓海辺の料理温泉旅館紫雲閣ホテルオグラの公式サイト↓
http://www.atagawa-shiunkaku.jp/

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