2009年3月22日日曜日

温泉保養のススメ(3/21配信)


(110)チョイスメニュー誕生物語
 私がチェース・マンハッタン銀行にいるころ、JTBのエース事業部の引間リーダーからウチの営業マンだった早田氏にメイン料理を選べる商品を考えてほしいという事で依頼があり当時支配人だった鈴木千夫氏が、「味覚物語(みかくものがたり)」と言うネーミングのメイン料理の選べる夕食のプランがスタートしました。 その後、他の旅館でも「味覚物語」を使ってメイン料理を選べるプランを造成したい旨、引間リーダーから打診があり以降「味覚物語」シリーズ化が実現しました。 私が、チェース・マンハッタン銀行を退行して紫雲閣ホテルオグラを運営している有限会社紫雲閣に入社後は、私が、営業の責任者となり大手エージェントや、地方の総合案内所へ配る商品の企画立案をしました。 日本旅行の赤い風船用に、銀行員時代に食べたロシア料理を参考にし陶器の器にシチューを入れ冷凍のパイ生地で風をした「欧風焼き」を考案し、茶碗蒸しの代わりに提供したときは、かなりの大ヒットでした。 日本旅行も見開き2ページで紹介してくれたこともあり大きな反響を得る事ができました。 しかし当時の旅館の料理と東京で食べていた料理の違いを感じ、前の料理長で支配人だった内藤祐三氏に相談したところ東京築地の甲州屋庖清会の小畠弘太郎所長をご紹介いただきました。 今朝は、カモメが二羽電灯の上に止まっていましたのでシャッターを切りました。
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2009年3月20日金曜日

温泉保養のススメ(3/20配信)


(109)海を見ながらマッサージ
 3月16日は、JR関連会社の持ち出し会議の受け入れ、3月17日は、写真撮影と近畿日本ツーリストの社員研修の受け入れに角川学芸出版主催の「第2回熱川温泉吟行会」の先生のご宿泊、3月18日は、終日熱川温泉吟行会のアテンドをしながら経営コンサルとの面談、3月19日は、JTB中部圏誘致協議会の静岡地区会の会議後、静岡市内を営業し熱海に移動しJR東日本伊豆箱根仕入れセンター長との面談、日本旅行伊豆箱根仕入れセンター訪問し担当者と「笑笑」へ移動し会食しました。結構忙しい1日でした 3月18日に1階ロビーにマッサージ器が3台納入されました。 マッサージ器メーカーが温泉旅館で試用してもらい販売に結びつける目的で提供してくれました。 電気代を回収するためにコイン式にしますかと聞かれましたが、無料で提供してくれるのだからお客さまに無料で使ってもらおうと思いお断りしました。 海を見ながらマッサージは、なかなか好評です。
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2009年3月15日日曜日

温泉保養のススメ(3/15配信)


(108)生業(なりわい)としての温泉旅館
生業(なりわい)とは、生きる為のすべという事で、商売のようにすぐにお金になる職業とわけて昔は、使用されていたそうです。農業のような職業を生業と表していたようです。
温泉旅館は、商売より生業と思ったほうがよいと私は思います。 商売だと売り手と買い手の駆け引きの要素が強くなる様な気がします。 買い手は、当然お客様になるわけですからお客様を敵に回すようなものになると思います。 以前にも温泉旅館の雰囲気は、ご利用になるお客様がかもし出す雰囲気が重要と申し上げましたが、そのお客様を敵に回しては、元もこも無いと私は、考えます。 温泉保養の場を提供し、お客さまに安らいでいただき、利用してよかったと幸せになってお帰り頂く紫雲閣ホテルオグラのサービスシンボルの招き猫に刻まれた「帯來安心」、「帯回幸福」の文字を実践し生業としての料理温泉旅館を続けてまいりたいと思います。
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2009年3月8日日曜日

温泉保養のススメ(3/8)


(107)本日18:30からテレビ朝日「旅の香り」で紹介されます。
 昨日は、WBCを観戦しました。 強豪韓国にコールド勝ち!すごかったですね。お陰で今日(息子の誕生日)18:30からテレビ朝日「旅の香り」で紫雲閣ホテルオグラが紹介されることが決まり、息子に電話しました。 旅の香りでは、熱川温泉・河津温泉郷が紹介され熱川バナナワニ園や、熱川の商店、JR東日本びゅう商品の「スマイル伊豆」参画旅館が紹介されます。 当館の後付の貸切露天風呂「湯愛舞台(ゆめぶたい)」に古村比呂さん姉妹が入浴されました。 是非ご覧いただきたいと思います。 本日も沢山の「スマイル伊豆」のお客様が御宿泊いただいております。 往復交通費が込みで13,000円の価格設定は、お客さまに支持されているようです。 伊豆熱川・河津の素晴らしさを番組で知っていただき「温泉保養」に熱川温泉や河津温泉郷に来訪されるお客様が増えると嬉しいです。 今月もWEB販売が好調ですでに前年最終実績の180.03%に到達しており先月同様300%の目標もクリアできそうな勢いです。 当館の玄関先の招き猫の後には、JR東日本のは、温泉いっぱい・花いっぱいキャンペーンの旗がひらめいています。 私どもにとっては、どの申し込み経路からお越しいただいても大切なお客様には変わりありません。 どのお客様にも招き猫の背中に彫ってある「帯來安心(来られるお客さまに安らぎを)」、「帯回幸福(帰られるお客さまに幸せを)」のホスピタリティでお迎えしたいと思っています・・・・・
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2009年3月7日土曜日

温泉保養のススメ(3/7配信)


(106)WBCサムライジャパン頑張れ
 今日は、WBCの韓国戦があります。 今日、日本が勝つとWBC本戦への参加資格が得られます。負けると明日の敗者復活戦に勝たねばなりません。 誠に個人的な話ですが、紫雲閣ホテルオグラが少しだけ紹介されるテレビ朝日の「旅の香り」が、サムライジャパンが今日勝つと明日の3月8日18時30分からの放送となり、負けるとWBC中継放送が入り15日の放送になります。 実は、私の長男の誕生日が、3月8日です。 今は、学校の関係で妻の母と兄の下で学校に通っています。 誕生日なので一緒に過ごしたいところですが、今日は、満室、明日も混んでいますので妻だけ息子のところへ行っています。 出来れば、息子の誕生日に息子に見せてやりたいと思っています。 テレビの内容については、放送後に記述したいと思います。 ここのところ伊勢海老の酒煮アボガド添え雲丹ソース・熱川温泉フレッシュポークと白菜の水炊き・金目鯛の煮卸・あわび煎餅など伊豆にちなんだ食材を使った「物産展」のお客様が若干シェアを伸ばしてきています。 販売価格が、お一人様12,600円ですので定額給付金の12,000円を連想するのかもしれません。 今日の熱川温泉の海岸は、雨は降っていないものの曇り空で波は、少々高めでした。ウチの前の堤防にぶつかり潮吹雪を上げていました・・・・・
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2009年3月6日金曜日

温泉保養のススメ(3/6配信)


(105)販売ノルマの無くした温泉旅館
 私が20年前旅館に帰ってきたとき紫雲閣ホテルオグラは、団体客を主なターゲットした温泉旅館で、毎月販売ノルマが設定してあり、特別注文料理の販売目標、飲み物の販売目標、宿泊売上の販売目標が設定され、毎月1回全社員集合して達成状況、上位販売者の表彰が行われていました。 私が先ず止めたのがこの全社員集合と販売ノルマでした。 旅行先で、押し売りはされたくないと思ったからです。 その当時、多くの旅館にも一般企業と同じ販売向上の仕組みが導入されていましたが、私は、旅館に保養に来るお客様と商店に買い物に来るお客様とは、違うと考えていたからです。 「甘い」と思われるかもしれませんが、販売する事と安らぎの空間を提供する事は、別と思ったからです。 それから20年、販売ノルマが無くなったせいか売り上げも右肩下がりになってきましたが、付帯売り上げは、一定値を確保しています。 無理に売らなくても、お客様は、必要な消費は、して頂けることが証明された結果となっています。 今自分自身には、集客ノルマを設定しています。 これは、昨年気が付いた「温泉旅館の客室数は、交流人口の母数」という考え方で、旅館本来の使命は、「出来るだけ多くのお客様にご宿泊頂き、地域の観光交流人口を増大させる」という事に気が付いたからです。 旅館にとっての地域貢献は、交流人口の拡大と私は、確信しています。 情報発信を強化し、素泊りでもどんな形でも沢山のお客様にご宿泊頂き千客万来の宿にすることが重要だと考えています。「後期高齢者応援プラン」や、3つのメインチョイスのできる「温泉グルメプラン」など多種多彩な宿泊プランをご用意し、より多くのお客様の温泉保養を実現出来る場に紫雲閣ホテルオグラを成長させたいと考えています。
 今日の熱川温泉の海岸は、冷たい雨が降っています。ウチの前の堤防の先の柱にカモメが止まっていました・・・・・
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2009年3月5日木曜日

温泉保養のススメ(3/5配信)


(104)様々な集客施策の実施
 今コンサルタントチームと面談していると、自分が以前実施してきた集客施策を思い出すことがしばしばあります。 以前は、旅行会社の支店用に様々な支店専用商品を製作しオンデマンド印刷し持ち込んでいましたが、このごろは、すっかり忘れていました。 松本のホテル売却に始まった事業再生の過程で、自分自身の進めてきた販促手法をまったく忘れていた事に気が付きました。 他人と話をする事は大切だと痛感した瞬間でした。 ここのところ自分自身で目隠しをしてしまっていたような気がします。 確かに2月も旅行会社は、前年比65.40%でしたが、WEB販売が、350.19%と好調でしたが、自分自身ネット販売に力を入れすぎているのかもしれないという反省もしなくてはいけないとおもいました。 当館は、東京から2時間30分、小田原から1時間15分という人口集積圏からの距離的な好条件、海の目の前という好立地、天然温泉掛け流しで杖を忘れる熱川温泉があり、188年の歴史を持つ東京築地の甲州屋庖清会の調理陣がいて、一生懸命頑張るスタッフがいて、応援してくれる大手エージェントが沢山いる。 年に7回以上お出でになるお客様も100名様近い、これだけの好条件を生かしきれてない自分がいます。 まだまだ勉強しなくてはいけません。 でも考えすぎると周りが見えなくなることもあります。 確かに遊興半分の贅沢温泉旅行は、3割近く減少するかもしれませんが、労働過多で温泉保養の旅館利用は、倍増する事が、予想できています。 当館のどの商品をどのマーケットに投入するかを間違えなければ、この1年は、当館に関しては、フォローの風が吹いていることは、自分自身実感し始めています。 あとは、おごることなくあせることなく進む事が肝要です。 これからは、本物だけが生き残る時代になると思います。 伊豆高原駅北口の桜並木が見頃です。(伊豆高原のソメイヨシノの桜並木は、蕾状態)引込み線の伊豆急の車輌とのツーショットを撮影してきました・・・・・
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2009年3月3日火曜日

温泉保養のススメ(3/3配信)


(103)会話の成り立つサービスの提供
 以前に「サーバント的サービス」と「フレンドリーなサービス」の話をしました。 日本人も海外旅行慣れして「フレンドリーなサービス」を求めるようになってきていると思います。 よくサービス業でのQC(品質管理)が話題になりますが、昔QCの神様と言われる先生から、「工業では基準が明確なのでQCに向いているが、サービス業は、客の受け取る判断基準が明確でないのでQCは、不可能だ。」と教えられました。 旅館業にQCの概念をもたらしたのが、JTBのお客様満足度を数式化したアンケート葉書でした。今は、インターネットのクチコミもそれに当たります。 しかし判断基準が明確でない上、不特定多数のお客様の声を満足にもたらすにはどうしたらよいかと多くの旅館が悩んでいます。 アンケートの点数が、90点以上の半数以上の旅館の経営がおかしくなってしまいました。 これは、お客様の要望の全てに対応すべく経費倒れになった悲劇かもしれません。 お客様の満足度向上には、「お客様と会話からお客様の求めているサービスを提供する」ことが重要だとおもいます。 お客様の求めているサービスが提供でいない場合、「ウチのサービスベクトルでは、お客様の求めているサービスは、提供できないとおもいます。」とはっきりお断りする事も必用です。 時代とともに変化するサービスへの要望の最大公約数に合わせた旅館の変革を常に実行しなくてはならないのかもしれません。但し迎合ではなく自分の旅館のサービスベクトルをしっかり持つ事が必要だとおもいます。 熱川温泉紫雲閣ホテルオグラの現在のサービスベクトルは、「温泉保養を手軽に実現できるアットホームなサービスと本格的旅館会席が味わえる宿」です。 このサービスベクトルが、今のお客様の求めている温泉旅館への要望の最大公約数と一致しているかどうかは、判りません。 先日取材に来られたテレビ朝日の「旅の香り」の放送予定は、3月8日の6時30分からですが、WBCの野球中継が入った場合翌週の15日に延期される模様です。 熱川温泉のいたるところに桜が咲き始めています。川のほとりの桜は、ピンク色の桜です。 花見と温泉で温泉保養は、いかがですか・・・・・
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