
(112)熱川温泉の元湯
熱川温泉の発見者は、戦国時代の武将太田道灌と言われています。関東管領の家臣だった道灌は、江戸城を築いたので有名ですが、同じく関東管領の家臣であった宇佐美氏と宇佐美氏の領地の伊豆で巻き狩りをしていた冬に、岩の上に座っている野猿を発見しおかしいなと思って近づいてみると岩のところから出ている温泉を発見したといわれています。温泉は、川に流れ込み熱い川となっているので熱川(あたがわ)の名前の由来となっているといわれています。 野猿が座っていたところが熱川の元湯であり故事に倣って大田道灌と野猿の銅像が建っています。 元湯の近くに昭和の初期、箱根の湯権現神社から分祀した熱川湯権現神社があります。2月14日が、湯権現神社の例祭で、温泉に感謝し朝神事の後、昼から熱川温泉の全員で宴会を行います。 私は、熱川温泉にいる日は、温泉に感謝して必ず湯権現神社におまいりしています。 景気が一段と冷え込んできている状況で外食産業でも高級店が、続々閉店するなど厳しい状況が続いています。 温泉旅館も2万円以上の高額旅館が厳しい状況です。 これからは、手軽な温泉保養が楽しめる温泉旅館が求められてくるかもしれません・・・・
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