
(228)キャッシュフロー経営の温泉旅館。
現代の経営では、初期投資を回収する減価償却後の利益確保から減価償却前の利益キャッシュフローで経営判断をする形になってきています。初期投資を失敗しても現時点での利益確保を優先する方法です。 温泉旅館の場合、設備投資が膨大ですので常にその償却コストを意識しすぎると損益分岐点が上昇し思い切った価格設定をすることが出来ない経営者が多いです。 デフレスパイラルに突入した日本経済の中で償却後利益に執着することは、沈む戦艦の司令室の柱に自らの身体を縛り付け艦と運命を共にする艦長と一緒のような忍耐力が必要となります。 頭をキャッシュフロー的な経営に切り替えないとデフレに対応した価格戦略が描けないように思われます。 もちろん償却後利益を確保することを諦めてはいけないと思いますが、取りあえずは、キャッシュフローの確保で企業生命を繋ぐ必要がこの大不況を乗り切ることが大切です。 今日の熱川温泉の海は、波も静かで朝日を浴びて眩しいくらいに黄金色に耀いていました。 海を眺めて温泉保養はいかがでしょうか・・・・・
↓当館のオフィシャルサイト↓
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/
0 件のコメント:
コメントを投稿