2008年11月30日日曜日

温泉保養のススメ(11/30配信)


(62)金融危機と温泉旅館
 サブプライムローンに端を発した世界不況で、温泉旅館にも影響が出てきています。 バブル崩壊後、温泉旅館は、バブル期に投資した過剰投資、経済収縮による売上高の減少で損益状況が悪化し、経営危機となった温泉旅館が、民事再生や、会社更生法を申請するのが、ここ10年続いてきましたが、これらの受け皿となったのが、いくつかの新興旅館チェーンでした。 資金の調達法もファンドを活用したり、外資系証券会社と組んだりして従来の旅館にない資金調達法を行っていました。 料金も年間同一料金設定の低価格帯を実現し、往復の交通費を込みにしたりするグループも出現しました。 そこにこの秋の金融危機が起こりました。 今までファンドの組成に大きな役割を果たしてきた米証券会社の経営危機は、組成しているファンドからの資金の引き上げを招き不動産ファンドの破綻が続いていますが、新興旅館チェーンの関わるファンドも日本の金融機関と米証券会社を中心に資金の引き上げが起こり始めています。 新興旅館チェーンも経費の削減や、不採算店舗の売却による収支構造の改革に着手しなくてはならない状況に陥っています。 不動産会社と同じようなファンドによる資金調達してきた新興旅館チェーンが、不動産会社のようにすばやい清算手続きに入れるかどうかは、不透明ですが、一部店舗の売却が始まるものと思います。 海の向こうから始まった金融危機が、振興旅館チェーンに影響するとは、グローバル化も進んだものです。 私ども従来の旅館も、営業不振が予想されますが、従来の出口となっていた新興旅館チェーンが受け皿とならない状況で、新しい出口の形を模索しなくては、いけない状況です。 今日の熱川温泉の海岸の天気は、晴天で大島の町並みまで見える状況でしたので写真を撮りました・・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月29日土曜日

温泉保養のススメ(11/29配信)


(61)大失業時代の温泉旅館
 今日の新聞やニュースの話題は、「100年に1度の大不況時代」と党首討論でしたが、今の時代は、大失業時代の幕開けといえるかもしれません。 今までの日本の社会構造は、組織社会でしたが、これからは、個人で生きていく時代に変っていくと思います。 会社の一部として動いていく時代から、アメリカのように組織から自立した個人で行動する時代に変化し、自分自身でスキル管理をして転職も視野に入れたリスク管理をしていく時代になると思います。 今の政治に期待をしたり、組織に頼っていては、切り抜けられない時代に突入したと思います。 大失業時代にブランド品が円高還元で10%引きになったり、大坂北の新地では、ホステスナンバーワンのミスコンをしたり、生き残りをかけたあの手・この手の作戦を民間努力で行っていますが、この変革期を乗り越えるのは、並大抵の事では、難しいかもしれません。 しかしながら、温泉旅館も水商売も時代は、変わっても残っているのですから、何か道はあるはずです。 道を求めて生きていかなくてはいけないと思います。 時代の変化で疲れることが多くなる現代人に、低廉な価格で、温泉保養を提供することは、大失業時代の温泉旅館の使命かもしれません。 熱川温泉には、野良猫が多く住み着いています。 その内の一匹をカメラで撮影しました。 野良ですから、蚤などがいるかもしれないので離れて見ていると和めます・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月28日金曜日

温泉保養のススメ(11/28配信)


(60)温泉旅館の再生。
 温泉旅館の再生は、なかなか大変です。私的再生、民事再生、精算後の再生と色々な再生スキームがあります。 遊休不動産の売却を進め、オフバランスを実施するための不動産売却には、不動産会社の協力が必要ですし、金融機関との交渉には、法律の専門家の協力が必要ですし、再生の方向付けには、ファンドマネジャーや、パートナー、金融機関の担当者の事例を拝聴して猛勉強する必要があります。 数多くの方々のご協力を得て再生スキームを練り上げる必要があります。 旅館の営業をしながらこの作業を行うのは、本当に骨の折れる重労働です。 このような苦労は、しないで済むならしないほうがいいと思います。 自分自身のスキルアップには、なった気がします。 昨日熱川(2級河川濁川)の河口近くに鷺(さぎ)が波と戯れていましたので思わずカメラを取りにいきシャッターを押しました。 熱川温泉には、人に癒しを与える自然があります・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月22日土曜日

温泉保養のススメ(11/22配信)


(58)昨日は、忙しかった。
昨日は、朝組合のJTB商品参画検討会議に出席し、JR東日本の台湾メディア招聘事業で、伊豆熱川駅に11時34分着の電車を向かえ徒歩で熱川のお湯かけ弁才天へご案内し、源泉ゆで卵を体験していただきました。 そのあとバスに乗車して山桃茶屋へ、昼食に山桃定食を一緒に食べ、バスで高磯の湯へ移動し撮影していただきました。 夜19時30分から熱海のニューアカオのロイヤルガーデンで、台湾メディアとの意見交流会へ出席しました。自宅に帰ったのは、23時をまわっていました。 帰りの車で景気対策の交付金の話になりました。 交付金を2兆円配るのなら消費税還付金にしたほうがいいと思います。消費刺激策とすれば、2兆円を配ったからといって消費に回るのは、最大値が、2兆円ですが、消費税を2兆円還付する場合、40兆円の消費を発生させる事ができるからです。 こういう考え方が、金融工学的考えとなるのですが、今の日本には、その辺の発想が足りないのだと思います。 今企業を経営するうえで、金融工学も学ばなくては、いけない状況になっています。 官僚もいろんな発想を柔軟に持つ事が求められる時代になってくるのかもしれません 今日の熱川温泉の海は、穏やかで大島もはっきり見えて、こんな環境の中で仕事が出来るのは、幸せかも・・・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月19日水曜日

温泉保養のススメ(11/19配信)


 昨日の朝、テレビでスーパーの安売りを特集していましたが、生活防衛時代に合わせてスーパーも訳有り商品や、商品展示方法の省力化など色々な手法を使ってより安いものを提供しています。 温泉旅館も低価格志向に対応しなければならないと思います。 景気の悪い時代に癒しを求めてくるお客様が、少しでも利用しやすい料金で宿泊できるようにする為、レストラン食の特売プラン・謝恩プランを9月頃から展開しています。 インターネット販売は、11月は、昨年の最終実績の211.08%に達しています。この主な要因は、新規投入した温泉グルメ特売プランを筆頭に1特売プラン・謝恩プランの健闘が目立ちました。 生活安心価格の商品を提供する事が求められている事を実感しました。 低価格といえば、12月24日までの期間限定商品JR東日本の「サプラ伊豆」は、平休日お一人様12,800円で往復の特急券・乗車券代が含まれている旅行商品の驚き価格です。通常宿泊料金お一人様8,800円で夕食はお手軽会席、朝食はバイキングをレストランにご用意する内容ですので、4000円プラスするだけで東京~伊豆熱川間の往復の特急乗車券が付く計算です。 またシニアの方で、JR東日本の大人の休日倶楽部の会員は、さらに5%ダウンの12,160円で購入できます。 低価格志向の時代でもこれほどの安値はなかなかないと思います。 昨日は、ウチの前の海岸遊歩道で小鳥が散歩していましたので撮影しました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月17日月曜日

温泉保養のススメ(11/17配信)



(56)円高による経済効果
 今朝のテレビでは、「円高による物価の下落」について放送していました。 よいほうに考えると円高によって物価が安定すれば、少しは、可処分所得が出来、「温泉保養」に費やす原資ができるかもしれない。 悪いほうに考えると円高で魅力の増す海外旅行に行くかもしれないし、円高でインバウンドのお客様が日本に来なくなると心配する同業者も多い。
 また円高で輸出が減り企業業績が悪化して景気が悪くなると旅行消費が、悪くなると考える同業者も多い。 相場が変わると良い事と悪い事が生じるそれに十分注意しなくては、経営判断を誤る。バブルがはじけ、地価が暴落し担保価値が下がった際に、リスケジュールを行ってもらったとき、デフレスパイラルに入った事に注意していなかった私は、経営判断を誤ってしまいました。 今もう一度デフレスパイラルに入っている日本経済の中で、温泉料理旅館紫雲閣ホテルオグラをどう経営していくのか悩みは、つきないです。 個人経営で温泉旅館を維持するのは、大変難しい時代になってきています。 資本注入の受け入れも真剣に考えなくてはいけないと思い始めています。 でも12月のインターネット予約は、前年充足率73.74%となっており、希望がもてる状況です。 今日は、朝日が海面に反射して大変綺麗でしたので写真に撮りました。 まだまだ頑張らないといけないと実感しています。 こんな素晴らしい自然環境なのですから・・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月16日日曜日



(55)パラグライダー大会が20年目インターネット予約売上前年充足率202.86%
 昨日の夜は、観光協会長の代理でパラグライダー大会の表彰式へ出席させていただきました。 20年目を迎える大会で参加者も100名近い大きな大会でした。こういう趣味の仲間の交流事業こそ観光振興の根幹になるものと思いました。大会を支援し続けた東伊豆町の観光商工課の努力に敬意をもちました。 地域に住んでいる人とその地域外の人たちが同じ趣味で集える観光地に着実に進歩していると思いました。 現在WEB担当として11月は、前年実績の150%を目指して頑張っていましたが、昨日の集計で担当する6サイトの予約合計が、前年実績の2倍(202.86%)に到達している事が、判明いたしました。 JR東日本、JTBは、堅調ですが、これまで当館を応援してくれていた大手旅行代理店の成績が振るわず心配していますが、インターネットが埋め合わせをしてくれる結果となっています。 どの予約経路でいらしても当館にとっては、大切なお客様に変わりはありません。インターネットの便利さが、お客様に浸透した結果とも言える今回の結果を受け入れるしかないと思っております。 一生懸命ブログの更新を行いインターネットでの情報発信に精進いたしたいと考えております。 今日ウチの前の堤防の棒の上に一羽のウミネコ(もしかするとカモメ)が止まっていました。時々止まっているのを見ますが、今回は、カメラを持ち出し撮影できました。 こういう姿に癒しを覚えるのは、私だけでしょうか・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月15日土曜日

温泉保養のススメ(11/15配信)


(54)店頭告知活動と営業
 昨日は、7時13分発の電車に乗り戸塚駅到着が、9時38分、JTB戸塚支店の9時45分の朝礼に参加し、JTB旅連が用意したわさび漬けを100個店内に用意し、「ご来店促進キャンペーン」として、店頭で「海外旅行は、ルック、国内旅行は、エースでおなじみのJTB戸塚支店冬旅特別宣伝実施中です。本日は、ご来店促進キャンペーンとしてご来店いただきましたお客様に先着100名様に伊豆のわさび漬けをプレゼントいたします。」と店頭告知活動を始めました。12人くらいお客様が入ったところで、「後残り88個」とカウントダウンを始めると12時30分までに残り16個までになりました。1日の来店者数が100名様くらいの戸塚支店で2時間あまりで84名様の来店者は、通常の3倍程度の入り込み数となったと思われます。12時30分に終了するとびゅうプラザ戸塚駅へ訪問し、10月に新しくしたパンフレットをお渡しして電車に乗り込み品川へ品川からタクシーで天王洲のJTB本社へ会議終了後、モノレールで浜松町に移動し上野へ移動しました。電車の中でPCを動かし残室調整をしました。上野で遅めの昼食にハンバーグカレーをカレーを食べびゅうプラザ上野駅を訪問し、パンフレットをお渡しし、神田駅に移動し、びゅうプラザ神田駅を訪問し、団体客の手配のお礼をし、パンフレットをお渡ししました。東京駅にまわりびゅうプラザ東京駅を訪問しパンフレットをお渡ししました。
終了後、御徒町に移動し、居酒屋で打ち上げし、車で熱川まで帰ってきました。 今日の熱川温泉の海は、雲間から太陽の光が差し込んで幻想的な風景でしたので撮影しました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月14日金曜日

温泉保養のススメ(11/14配信)


(53)WEB営業係りとして
 今午前3時30分です。朝起きて旅館に出社し、ロビーにある私の机でキーボードをたたいています。 今日は、JTB戸塚支店でJTB旅連東伊豆連絡協議会のキャラバンがあり午前7時13分発の電車で出発する予定です。 ブログ更新のために早起きしてコンピュータに向かっています。 私は、現在WEB営業係りとして、9つのブログの更新とじゃらんの宿ログ、楽天のメルマが編集を日課としています。ここのところJR東日本・JTB以外の大手旅行代理店の販売が、4割落ちの状況で、それをカバーしているのがインターネット各社の伸びです。 私は、営業企画課長として大手旅行代理店寄りのスタンスを取ってきていますが、今まで大手旅行代理店を利用されていたお馴染み様が、インターネットでご予約されているのでたずねて見ると「旅行代理店では、長い時間待たされて結局お宅がいっぱいのとき同じ温泉地で別の旅館をすすめられる。こっちは、熱川がダメなら、箱根、伊香保に第2希望第3希望の宿があるが、担当者に気兼ねする。インターネットなら機械相手に簡単に選べる。 妻と一緒に探して深夜でも予約が出来る。交通手段だけ旅行代理店で買っている便利な時代になった」とのお応えでした。 今月は、WEB営業係りとしての目標は、150%ですが、本日現在、138.78%の充足状況(前年最終売上実績に今日現在の予約売上の割合)です。 ここで気を抜いては、いけないと思いコンピュータの前でブログを執筆しています。 旅館を代表するものとしては、どの申し込み経路でいらしても皆様大切なお客様ですが、あるときは、営業企画課長として旅行代理店の前で店頭街頭配布、あるときは、WEB営業係りとして、ブログの執筆、メルマガの配信、公式サイトの製作と、器用貧乏の私の生活は、続いていきます。 でも熱川温泉の自然、とりわけ海の癒しと毎日温泉に浸かっている事が、私のこの生活を保っていると思います。 東京で忙しく働いている皆さんに本当に「温泉保養」は、必要だと私は、確信しています。 今日は、まだ回りが、真っ暗なので先日穴切海岸を散歩したときに撮影したムクドリの写真を掲載します。 波の音が伝えられないのが残念です・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月13日木曜日

温泉保養のススメ(11/13配信)


(52)ボケ防止の国内旅行
昨日の読売新聞の夕刊に「旅行する人はボケ防止になる」との記事を見つけました。記事の概要は、旅行の計画を立てるために周辺情報の収集や、移動手段の調査をするので旅行の計画を立てる人は、ボケにくいとの趣旨でした。 確かに旅行に行く前は、下調べでインターネットを駆使して口コミを調べたり、路線案内を調べたりします。 ウチの旅館の口コミは、良いものがあったり、極端に悪いものがあったりします。 ほかの旅館の経営者の方は、口コミを極端に気にされていますが、私は口コミ・アンケートは、自社のサービス見直しの参考にさせていただいておりますが無理にその結果を上げようとは、思いません。なぜなら購買以前のイメージをあまり良くして集客すると顧客不満足に繋がるからです。 ウチのあるままを評価していただくことが、大切だと思っているからです。中には、誹謗中傷に近い口コミもありますが、それが逆にお客様から「口コミがひどかったので来る前に心配したけど全然違って満足できました」と御言葉をかけていただいたこともあります。 悪い口コミは、逆に購買以前のイメージを過少にし、大きな満足に繋がることもあります。 掲示板、口コミは、あくまで参考資料であります。 口コミで情報戦を挑んでくる同業者も多いですが、宿泊料を払っていただいているので大事なお客様だと私は、思っています。 クレームは、その会社のサービスを改善するために必要不可欠な大切なものです。 お客様の声から作った宿泊プランがほとんどの当館にとって口コミ・クレームは、大切な資源です。 これからも少しでも進歩を続けたいと思っています・・・
今日の熱川温泉の海は、「天気晴朗なれど、波高し」の状況です。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月12日水曜日

温泉保養のススメ(11/12配信)


(51)荒波の中の豪華客船
 今日は、日本経済新聞に松下幸之助氏の「好況良し、不況さらに良し」の言葉がありました。今、世界株安と円高を背景に日本企業が、海外の同業者の買収を進めているという内容の記事の中に紹介されていました。 松下氏の言わんとすることは、「好況であろうが、不況であろうが生きていかねばならない。不況のときこそ自分自身の甘い所を見つめなおし、来るべき好況のときに伸びる力とせよ」という意味ではないでしょうか。デフレスパイラルに突入し、世界のお金の流通量が減少する中、無理に円高対策や、景気対策をする必要があるのか疑問に思えてきます。 人間は、環境に順応する術を持っています。経済膨張の後は、経済収縮が来るのは、自然の摂理です。 時計の針を無理に逆周りさせたり止めたりせずに、その状況を生かした身の処し方をすべきだと私は、考えます。 今日の熱川の海は、冬の荒波となっていましたが、沖を見ると豪華客船(飛鳥かもしれない?)が、その勇姿を見せていました。 今日のお題にとシャッターを切りました。 まさに荒波を進む日本丸というかんじですね・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月11日火曜日

温泉保養のススメ(11/11配信)


(50)ウミネコの空中遊泳
 今日みのもんたさん出演の朝ズバで、給付金の話や、税金の無駄使いの話が出ていた。税金の無駄使いは、ある意味「景気対策」の要素がある。 景気対策では、給付金で国民の財布の紐を緩めたいところだろうが、デフレスパイラルの入り口に入っているのに無駄使いするはずが無いと思います。 そもそも景気対策が必要なのでしょうか? 富裕層のために景気対策をするのか、国民にとって日本の景気をどの水準で維持すればいいのかという議論が出来ずにいます。 拡大を無理に続ける必要があるのか本気で考え直すときに来ていると私は、思います。 デフレスパイラルに入り、ヘッジファンドを規制し、税金の無駄使いを止めれば、多少不景気でも生活しやすい日本の姿が現れてくると思います。 無理に大企業の業績を政治家が注目しなくても国民生活に注目する政財分離した成熟経済の日本の姿が見えてくるような気がします。 今日旅館の前の海原にウミネコ(カモメかも?)空中遊泳していましたのでスポーツモードで撮影しました。 こうやって色んな野鳥と海で出会うだけで癒しを覚えます。 デフレスパイラルでもウミネコのようにふわりと浮かんでいられればいいのですが・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月10日月曜日

温泉保養のススメ(11/10配信)


(49)ムクドリの散歩
 ウチの旅館の前の海岸遊歩道では、トンビ・ウミネコ・カラス・ムクドリ・スズメを見ることができます。ムクドリは、岩や、テトラポット、波返しの上に止まりながら少しづつ移動し飛んでいます。まるで散歩を楽しんでいるようです。 人との距離は、一定に保ちながら飛んでいますので一緒に散歩している気分になります。 潮風を浴びながらムクドリと散歩も温泉保養のひとつになると思います。 温泉と野鳥が楽しめる温泉場「熱川温泉」で温泉保養も楽しいと思います。 本日からPCの公式サイトでお申し込みの会員の方に限り、携帯の公式サイトで予約が直接取れるサービスを開始いたしました。 インターネットでの集客に本格的に参入する必要に迫られる現在、色々なサービスを展開いたしたいと考えております。 現在営業企画課のWEB営業係りは、私一人ですのでいろいろな方のアドバイスを頂戴し頑張ってまいりたいと思っております。45歳の手習いは、大変ですが・・・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月9日日曜日

温泉保養のススメ(11/9配信)


(48)所変われば、カラスも益鳥?
 ウチの旅館前の堤防は、釣りの穴場です。 反対側の堤防の方が大きく海にせり出しているのですが、競争が激しく結構場所取りが大変。 釣り人がこぼして行った釣り餌を掃除しているのがカラス。4羽位やってきて一生懸命食べています。都会では、害鳥として嫌われていますが、田舎の熱川温泉では、益鳥なのかもしれません。 そういえば、熱川バナナワニ園では、年に1羽の割合でカラスが落命しているそうです。ワニ池の中にワニの食べ残しの餌をカラスが食べに行ってもワニはまったく動かないそうです。1年くらいその繰り返しがあった後、カラスが不用意にワニに近づくとパックリとワニの口の中に・・ということが繰り返しあるそうです賢いカラスを1年かけてだますワニの行動は、ウサギと亀を想像させるお話です。 デフレスパイラルに入りリストラの為の人員整理が進み経済基盤の変革が進む昨今、今まで賢いすごいといわれていた人が、没落する地殻変動が起こる前兆が来ています。その象徴が小室哲哉なのかもしれません。「上がるものは下がり、下がるものは、上る」この自然の周期は、誰でも変える事は、出来ないと思います。大きく変わろうとしているうねりは、どんな権力者でも回避できるものではありません。時期を待って再起を図る。これがリーダーの執るべき道かもしれません。今は、じっくり体を休めて時季を待つときです。温泉保養を実践し来るべき活躍に備えるほうが賢明です。海にいるカラスを波の音をBGMに見ているだけで癒されます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月8日土曜日

温泉保養のススメ(11/8配信)


(47)オフピーク温泉のススメ
 アメリカのビッグ3の決算が赤字の報道や、日本の企業業績の減益報道が続き益々消費マインドが下がる中政府の「お一人様12,000円」の給付金話が効果的なのか疑問符が付くのは、私だけでしょうか? 確実にデフレスパイラルに入り込んだ状況で、日本丸は、キリモミ状態で乗っている国民は、たまったものではない。 本当に疲れきったお客様にリフレッシュの機会をご提供する事が、明日の日本経済浮揚の後方支援となるというほど大げさではないですが、そのぐらいの気合で頑張らないと旅館が維持できない今日この頃です。 さてこのごろは、休みが取りにくいせいかある日程に集中する傾向にあります。連休初日に集中する傾向があります。 このごろは、オフィシャルホームページの効果か、直接予約が飛躍的に伸びています。 集中日は、売り切れ御免になる事が多いので、オフピークに利用される事をオススメします。当館では、土曜日も平日と同料金設定の特売プランや、平休日を極限まで安くした感謝祭プランを用意し、お手軽に格安に宿泊できる宿泊プランをご用意していますので、オフピークの温泉保養をオススメします。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月7日金曜日

温泉保養のススメ(11/7配信)







(46)穴切海岸へ散歩
アメリカ大統領にオバマ氏が決まり、トヨタの73%減益が新聞紙上をにぎわしてま す。 これからのライフスタイルは、単独所有から共有になるシェアリングの時代となり、不動産・自動車が売れなくなる時代で世界のトヨタも例外ではないのかもしれません。 伊 豆急行の乗降人員もここ数年上向きになってきていたのにこれから始まるデフレスパイラルで、会社の倒産が続き「温泉旅行どころではなくなる」と温泉旅館の経営者達も不安を抱えています。 今日は、うちの旅館の北側にある穴切(あなぎり)海岸まで散歩してみました。 釣り人が2人はなれたところで磯釣りをしていました。 穴切の名前は、波で
浸食された洞窟がいっぱいあるのでこの名前が付いたそうです。昔は、船着場で使用された湾内には、鳥が飛び交っています。 湾内で波の音を聞いていると心が癒されました。 海の波の音は、ヒーリング効果が高いと思います。音が伝えられないのが残念です。 「温泉旅行」も派手な料理をたくさん食べる飽食な温泉旅行から自然の中に身をおいてリフレッシュして温泉に浸かって適度な料理をつまみに飲食する「保養型」温泉旅行に変化してきていると私は、思います。 旅館も宿泊料金を手頃にしてデフレスパイラルで疲れたお客様のレクレーションの場を提供することに努力すれば、存在意義も出てくると私は、思っています。 穴切海岸への散歩で心を癒す「温泉保養」はいかがでしょうか・・・http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月6日木曜日

温泉保養のススメ(11/6配信)


(45)本物の温泉旅館
 最近ノウハウもあまり無いのに温泉旅館を始める企業が多くなってきています。 確かに旧来の温泉旅館にノウハウがあったかというと疑問もありますが、料理人も置かずに刺身は、魚屋の仕出し、セントラルキッチンで作ったもの暖めて済ませてお一人様2万円以上の宿泊料金を頂く、確かに効率経営といえるかもしれませんが、それでは、心もあったものではないと私は、思います。 そういう経営者が、マスコミに賢人として取り上げられる現代です。 人から上手に沢山のお金をいただくことが良しとされる日本にいつからなってしまったのかと私は、疑問を持ちます。 私のように素晴らしい料理人とアットホームなサービスを提供してもなかなかうまく集客できない浅学菲才な経営者のボヤキかもしれませんが、「本物」を「なるべく安価」で提供する事に挑戦し続けたいと思います。ノウハウの無い彼らは、高度情報化社会の情報戦だけは、得意なようです。 いろいろな形で増殖し続けています。 しかしリーマンショック以来、風向きが変わり始めてきています。 新興勢力に対する資金供給が減少し始めています。 今、消費者には情報を吟味する選別力が求められてきています。今日は、海面にお日様が反射しきらきらとしているところに漁船が漁をしていました。 こんな光景は、本当に心を癒してくれます・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月5日水曜日

温泉保養のススメ(11/5配信)



(45)トラベルズーのトップ20にノミネートされました。
 熱川温泉寄席が、11月3日にありプレスの対応や、11月4日には、角川学芸出版の方々の熱川吟行会の下見の対応等で2日間目いっぱいのスケジュールでした。 熱川温泉寄席も大成功のうちに終了する事が出来ました。 今日トラベルズーのトップ20にノミネートされましたのは、「季節の味覚特売プラン」です。 今年の6月に続けて当館は、2回目ですが、昼から14時までに15名のご予約が発生しびっくりしてしまいました。かなりの反響があり今後が楽しみの状況です。11月3日に熱川温泉寄席で大いに笑ったご利益(ごりやく)で福が舞い込んできたのかもしれません。 11月10日から公式の携帯サイトもリニューアルし、予約機能も新たに搭載する予定です。 この11月が新たな紫雲閣ホテルオグラの展開の月になるかもしれません。 経済環境が厳しい中でも頑張る意識こそが必用です。時代に対応した新しい旅館経営を実践すべく今後も頑張って参りたいと思います。 今日昼間大島を見ると貨物船が3隻ならんで航行していましたので写真に撮りました。海は、いつ見ても癒しを与えてくれます・・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/
トラベルズーのサイト↓
http://jp.travelzoo.com/

2008年11月2日日曜日

温泉保養のススメ(11/2配信)



(44)季節はずれのさくらの花見2
 昨日に掲載した季節はずれのさくらの花見が、反響が大きかったので、最初に撮影した稲取熱川間の1本だけ咲いている桜の木の写真も掲載する事にいたしました。 今日チェックアウトのお客様から、「ブログ見てますよ!」と声をかけていただき嬉しくなりました。
 この連休の初日1日は、一人旅・カップル・家族連れ・若い女性のお客様・グループ客のお客様が、お越しになりました。 旅行代理店32.7%(JR東日本19.6%、JTB7・5%)の状況で圧倒的に旅行代理店以外のご予約が多くなっています。 前にも述べましたが、旅行代理店に直前まで部屋を用意しているのですが、お客様自体が、ネットの便利さからネット経由のお申し込みとなり、当日予約も増えています。特に一人旅のお客様は、前日、当日にご予約される傾向にあるようです。 このごろは、磯釣りを愉しまれるお客様も増えてきています。 お客様がただ温泉旅行だけでなく余暇の楽しむ旅行形態に変化してきているのかもしれません。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/

2008年11月1日土曜日

温泉保養のススメ(11/1配信)



(43)季節はずれのさくらの花見
 昨日当館の大沢副支配人が、伊豆稲取と熱川温泉の間の国道135号線沿いで桜が咲いていたというので案内してもらっていくと確かに桜の並木の1本だけ咲いていました。他の周りの桜は、全然咲いていないのであまり絵にならないと思いましたが、1本だけ五分咲きの状態でした。 避寒桜かも知れないと思い、伊豆高原の桜の里に行ってみました。伊豆高原の桜の里では、十月桜という品種が5・6本植えてあり、三分咲きの状況でした寒空に可憐な花を咲かせていたので思わずシャッターを切りました。 紅葉の時季に伊豆で花見も風流だと思います。 経済変革で物が売れずにデフレスパイラルに突入し混乱を続ける現代、多種多彩な大量の情報を処理することを求められ疲れ切っている皆様にとって伊豆の自然の中に身をおいて自然を観察し、温泉に浸かってリフレッシュする事は、とても重要な事だと私は、思います。 低価格でお得な宿泊プランを多種多彩に取り揃えております当館へ是非温泉保養におこしくださいませ・・・・・
http://www2s.biglobe.ne.jp/~shiun-ho/