
(68)来年の観光市場は?
今朝のニュースで年末年始の海外旅行は、円高で追い風が吹いているのに金融不安の影が大きく韓国・グアム以外が、減少し、全体では減少していると成田航空事務所が発表したと報道していました。 来年の観光市場は、売上ベースで海外が、25%・国内が、30%の減少になると予想しています。 人員ベースで海外・国内ともに、5%の減少ですが、消費単価が大幅に下落すると思います。海外は、手軽に行ける韓国・グアムなど「癒し」のアジアが堅調でそれ以外が、低調、国内旅行は、バブリーな旅行から保養型の旅行にシフトする為、高額高級旅館や、都市部に進出した外資の高額ホテルの値崩れが、大きく影響すると思われます。 低価格で参入してきた新興旅館チェーンの一部が不採算店舗の撤廃を行う事も予想され、一部では、統合し、経営の効率化を模索する動きも出てくるかもしれません。 自動車離れや、消費ニーズの変化に対応した企業のリストラの影響で、リストラ後残った社員の業務量も増大しますし、リストラされた社員の方も新しい業務を覚える事などでストレスが増大し、「癒し」を転地、自然、温泉に求める「温泉保養」が、観光市場でもっとも大きな消費ニーズとなると思われます。 来年は、生活防衛時代の生活応援価格の「温泉保養」躍進の年となると予想しています。今朝は、雨が降り出す前にウチの旅館の前の観光突堤の先端の棒のところへウミネコ(カモメかも)が止まって大島の三原山を眺めていましたので撮影しました。こういう光景に「癒し」を感じます・・・・・
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