
(97)千客万来
温泉保養を推奨するコラムを書き始めたのが昨年の9月3日でした。 温泉旅館に生れて小学校2年生から世田谷の東京案内所から小学校に通い武蔵工大附属中学校から大学に進み大学時代にカシオ計算機のポケットコンピュータのソフトハウスを立ち上げチェースマンハッタン銀行に入行して2年で温泉旅館の経営に携わるようになった私には、親父の行っている温泉旅館には、疑問を持っていました。 高単価・高品質を目指すよりフレンドリーなサービスを低価格で提供する欧米型のインをイメージした温泉旅館を目指し「日常生活の延長線にある宿」を目指しました。 最初に取り掛かったのが、料理の改革で東京會舘の小松崎先生(当時甲州屋庖清会会長代行)にお願いして徹夜の料理勉強会を行ないました。 他の宿泊産業のビジネスモデルの勉強のためビジネスホテルとシティホテルの中間の松本ウェルトンホテルの建設をしました。 大手旅行代理店の主催旅行企画商品に味覚を切り口に参画してヒット商品も生れました。 調理長が定年を迎え退任すると決まり、依然勉強会で御世話いただいた甲州屋庖清会の調理師紹介所長代表取締役の小畠様にご尽力頂き、総料理長に長島建雄日本料理研究会師範をお迎えしたのが3年前、料理コンセプトの変更が大変でした。 自前の清掃・消毒の限界を感じ昨年末に外注化しました。 本年からは、3年前から探していた外部の経営コンサルタントのご助言をいただくようになりました。 観光交流の拠点、温泉保養の実践の場としての料理温泉旅館「紫雲閣ホテルオグラ」の再生もようやく準備万端整ったところです。 後は、様々なお客様で毎日満室になる千客万来の料理温泉旅館になればいいのですが・・・・・
↓アクセスが伸びている公式サイト↓
http://www.atagawa-shiunkaku.jp/
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