2011年5月15日日曜日

「温泉旅館の商品開発と販売促進に四半世紀」


温泉保養・疎開生活のススメ(第24話・2011.5.16配信)
 温泉旅館の経営特に商品開発と販売促進に携わってかれこれ25年になります。 最初は、大手旅行代理店の主催旅行型商品の旅館オリジナル商品の開発を担当し、大手旅行会社の商品造成個所を廻り、各社毎の商品開発に精を出しました。 最初日本旅行の赤い風船に冷凍のパイ生地を使った海鮮欧風パイ包みシチューを提供したり、カロリー意識した女性客用にJTBエース事業部で「サラダの国からこんにちわ」というネーミングの商品を作ったり、伊勢海老づくし、アワビづくし、金目づくしの商品や、夏休みに江戸前握り寿司食べ放題などの企画も1カ月で1,000名以上売れたヒット商品もありました。 定年で野元三幸料理長が引退したのを契機に、以前からご指導を受けていた長島建雄日本料理研究会師範を総料理長に迎え、昔の旅館会席の提供を始めました。 流通経路がインターネットに変わり、今まで旅行社毎にOEMプランを造成していたのをやめ、自社ブランド化し、お客様の動向分析をしてプラン造成をするようになりました。 お客様の動向分析を進めるうちに、L.C.C.(格安航空券)のニュースからヒントを得てL.C.I.を思いつき現在L.C.I.と企画商品型料理温泉旅館の二つの戦略で紫雲閣ホテルオグラを売り出しています。 お越しになるお客さまも単に観光で訪れるお客様でなく温泉保養、リフレッシュ目的でセカンドハウス的利用をされるお客様が増えてきております。 四半世紀パソコンとにらめっこしながら温泉旅館の商品開発と販売促進に関わった身としては、今後の展開も精進を続け楽しみたいと思っております。 かなり神経をすり減らした時期もありましたが、精神的に詰まると館外に出て海を眺めれば30秒で癒されました。 熱川の海は、ヒーリングパワーが強力です・・・・・
↓紫雲閣ホテルオグラの公式サイト↓
http://www.atagawa-shiunkaku.jp/

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