2011年6月22日水曜日

袖触れ合うも他生の縁・旅先の出会いを大切に」


温泉保養・疎開生活のススメ(第43話・2011.6.22配信)
 3月11日の東日本大震災を機にお客様に変化が起きているような気がします。 お客様同士の会話が増えてきているような気がします。 今日も伊豆高原の観光施設に立ち寄る電車利用のご夫婦連れのお客様を、東京方面にもどられるマイカー利用のお客様が自分のお車に乗せられていく光景が見られました。 成長期では、競争原理が働いていて周りを看る余裕が無かった時代から成熟経済になり、大きな震災を経験し、欧米のように周りの人たちと旅を楽しむようになってきたのかもしれません。 江戸時代の旅館では、同宿の人同士が宴会をしたり、世話を焼きあったりコミュニケーションが豊富だったことが、落語や講談からうかがい知ることが出来ますが、古き良き日本の旅文化がそこにあるような気がします。 核家族化が進み近所付き合いが薄れた現代に旅先で人情を交わす機会を持つのもいいものです。 温泉旅館の新しい存在意義のひとつになるかもしれません。 「袖触れ合うも他生の縁」出会いはいつも大切に考えるべきかも知れません。 今日の熱川温泉の海岸は夏模様です・・・・・
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http://www.atagawa-shiunkaku.jp/

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