2011年6月26日日曜日

「子供にとって家族での温泉旅行は、情操教育の一環」


温泉保養・疎開生活のススメ(第47話・2011.6.26配信)
 お子様にとって、温泉旅館に泊まることは、他人の家に泊まる一大イベントです。 また温泉旅館の大浴場は、日頃家族でお風呂に入っているのに他人と共用で大きなお風呂に入る作法を学ぶ機会でもあります。 お風呂に入る前に体を洗い、大風呂に入りあがり湯のシャワーを浴びてから上がる作法を親から教えてもらう大切な学習の場です。 昔は銭湯に通いながら自然と覚えていましたが、今は、ほとんどの家庭にお風呂があり、逆に銭湯などの大風呂に入る機会がなくなっています。 個室のベッドで寝ることが多くなった現代人にとって畳に敷いてある布団で親子そろって寝ることも温泉旅行しか味わえないことです。 正に温泉旅行は、子供にとって情操教育の一環となると私は考えます。 小さいお子様連れのお客様が、平日多くなっております。 小さいうちから温泉旅館に親しんでいただく未来のお客様につながります。 旅館としても大歓迎です。 修学旅行御断りとか小さいお子様連れ御断りという宿もありますが、そういう宿は、利用されるお客様を絞り込むことによって差別化を図ろうという意味は判りますが、旅館本来の「千客万来」の考え方から外れてしまっているので「一元さん御断り」の赤坂の料亭が壊滅したのと同じ末路を辿るのではないかと心配です・・・・・
伊豆熱川温泉海辺の料理温泉旅館紫雲閣ホテルオグラ
【電話番号】0557-23-1225
↓紫雲閣ホテルオグラの公式サイト↓
http://www.atagawa-shiunkaku.jp/

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