「ようやく円売り介入、長期的に介入を」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１５２話・２０１１．１０．３１配信）　


政府・日銀が今日午前ようやく円売り介入をはじめ一時３円安まで持ち込んだようですが、安住財務大人が言う「納得できるまでの介入」を実現するには、半年以上長期に、例えば１ドル＝８０円の目標値を設定し、半年間固定するぐらいの気持ちで介入しなければヘッジファンドにはダメージを与えることはできないでしょう。　今までの介入は、中途半端で止めてしまう為、介入すること自体がヘッジファンドに利する形になってしまいます。　ヘッジファンドが一番嫌がる事は、相場が動かないことです。　円の介入は、日本のみの単独介入でも自国通貨ですので十分効果があることは明白です。　ヘッジファンドは相場が変動する度に儲かるようにしていますので、介入は短期で終わることが望ましいと思っています。　日本政府の介入はその場しのぎが多く自然と短期介入となってしまいます。　本当に安住財相のいう「納得できるまで介入」を続けるのかが見どころになります。　当館では、超円高対策プランや、韓流定食プランが好調に売れています。　札幌、成田間の低価格航空券が話題になるなど時代は、贅沢から質実剛健の流れになってきています・・・・・

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「ＴＰＰより隠れ関税の円高対策」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１５１話・２０１１．１０．３０配信）　


ＴＰＰ参加・不参加が政治の主題になっていますが、今の超円高では、逆関税をかけられているのと同じで、海外で1ドルの農産物は、1ドル＝１００円時代と比較して２５％ディスカウントされ日本に入ってきますすし、日本の製品は、３３％高くなって輸出されていることになります。　今急務なのは、ＴＰＰより円高対策だと思うのは私だけでしょうか。　日本銀行は、自分の発行している通貨が高く評価されることに生きがいを感じていることは、二級国家頃からの名残でしょうが無いとは思いますが、財務省も国家予算管理上、ＯＤＡ等の出費が少なくなる事で円高は歓迎する向きがある事は承知していますが、ここまでの円高で、企業も農家も困っているのが判らない官僚体質が一番の問題があるのかもしれません。　このままでは、１ドル＝７５円の防衛線も来年の初めまでに突破されるかもしれません。　「ＴＰＰより隠れ関税の円高対策」を行うべきだと思います。　円高デフレに対応してガストでは、チーズインハンバーグとライスとスープのセットメニューを３９０円で提供し始めております。　第２弾はパスタ・ドリアのセットを同価格で提供することを予定しております。　資本力・組織力の違う当館では、円高デフレに対応して夏から「韓流定食」のお一人様４，９８０円の販売が好調でしたが、和食の要望も多く平日の稼働促進も狙い「超円高対策♪お手軽グルメ旅【伊勢海老半身付】お一人様平休日７５００円・休前日９５００円」を先週販売したところ売れ行きは好調です。　超円高も商機と捉え政府に頼らない自衛策が必用かもしれません・・・・・

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「国内旅行商戦、回復確実に」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１５０話・２０１１．１０．２９配信）　


国内旅行商戦は、確実な回復傾向にあるようです。　大手旅行代理店の団体受注やカウンターの販売も国内旅行では、ほぼ昨年並みかそれ以上の状況となっている模様です。　当館でも旅行代理店経由の団体旅行の申し込みも増えていますし、販促重点サイトの楽天トラベルは、昨日迄の１０月の販売額が昨年最終実績の３４７．７６％に達していて３．５倍は確実な状況です。　アクセスが２７６．５０％となり、１アクセスあたりの売上が、１２５．７７％と伸びた相乗効果によるものです。　今後の世界経済の不安要素はあるものの国内旅行市場の回復基調は、力強いものになっている模様です。　特に１万円前後のグルメ型商品の回復が目覚ましいところです。　色々忙しい時期には、海を見てボーットしたり、温泉入ってビールや牛乳飲んだりすると本当にリフレッシュ出来ます。　あなたも温泉保養にお出かけになりませんか・・・・・

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「世界経済不調で産業の米を直撃」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４９話・２０１２．１０．２８配信）　

あらゆる産業で使われる材料を「産業の米」といいます。　高度経済成長時代は、鉄鋼でしたが、近年は半導体と言われております。　韓国のサムスン電子の第３四半期の営業利益が、前年同期比１３％減少しました。（２８日ロイター伝）　半導体部門の落ち込みが主因となっています。　正に世界経済不調が「産業の米」を直撃した格好になっています。　サムスン電子は、携帯電話事業が好調でしたから１３％で済んだ格好になっておりますが、実際の半導体の落ち込みは、その倍以上ということになります。　世界全体で物が売れなくなっている象徴です。　世界経済が不振になり、超円高が更に進み１ドル＝７５円台となり、政府は今までの介入策を踏襲しているだけでは、円高止まりが続きます。　ＴＰＰの参加不参加より円高対策が急務ですが、政治には、期待できない状況です。　ソニー、ニコン、キャノン、三菱商事、村田製作所は、独自で超円高時代の生き残り戦略を構築しています。　これからは特に体が資本の時代です、無理をせず、定期的に温泉保養に出かけしっかりケアすることをお勧めします・・・・・

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「来年にリセットを迎える大手旅行社の商戦」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４８話・２０１２．１０．２７配信）　

昨日１日、日本旅行協定旅館連盟伊豆支部のキャラバンがあり、京橋支店、日旅サービスの八丁堀、亀戸の店舗、団体新宿支店、団体東京支店、ソリューション営業本部、東日本営業本部を訪問しました。　３月１１日の東日本大震災により、大きく影響を受けましたが、ここに来てようやく旧に復した状況になってきたようでした。　これからの旅行業は、インターネットに対する取り組み方次第で優劣が決まる状況です。　インターネットの世界は、資本力よりもアイデアと情報発信が決め手となります。　今年年末に向け世界経済不安が高まり逆風が吹くかもしれません、その後の４月までに新しい展開が出来るかが勝負どころとなると考えています。　各旅行会社の展開を注視する必要があります。　いずれにしろインターネットでの新展開を実現できる旅行代理店が勝者となるリセットのタイミングが近くなっていると思われます。・・・・・

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「早い年末年始の予約」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４７話・２０１２．１０．２６配信）　


今日は、日本旅行協定旅館連盟伊豆支部の首都圏キャラバンに日帰りで参加すべく１日東京日帰り出張です。　世界の経済不安は、踊り場で一休みの状況ですが、タイの洪水被害で部品のサプライ供給が止まり電気・自動車を中心に生産力低下が予想され、年末商戦の消費は、「商品」から｢サービス｣へ中心が一時的に動くことが予想されます。　その影響もあってか当館の年末・年始のご予約は、例年より１ヵ月くらい早い展開となっております。　大手旅行代理店、インターネットのポータルサイトでは、既に売り切れとなっている日も続出しております。　この春テレビの買い替え需要があり、東日本大震災もあり消費の中心が｢商品｣であり、｢サービス｣が低迷したのと逆の状況になる模様です。　不景気の中での消費の中心ですので廉価志向が強いと思われますが、追い風には変りありません。　特にＬ．Ｃ．Ｉ．を標榜する紫雲閣ホテルオグラにとってはフォローの風ですが、格安商品を標準としたプラン体系を最適化したいと考えております。　経済が悪化しても、「商い」の機会は必ずあるはずです・・・・・

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「クーポン活用で節約旅行術」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４６話・２０１２．１０．２５配信）　


経済末世の時代となり、旅行消費も「贅沢」より「節約」の時代となりますが、普段の生活でもマクドナルドのクーポン等の活用し節約生活術が、テレビで紹介されたりしています。　グルーポン、くまポン、ピタチケット、ピクメディア、シェアリー、トラベルコ、トクーポン等のクーポン共同購入サイトで事前にクーポンを購入や、楽天のラクーポンのように、クーポンを事前に発券し、行きたいプランを予約するクーポンを活用すれば、宿泊費を節約できます。　最近このクーポンを活用するお客様が増えてきております。　楽天トラベルのラクーポンについて説明しますと、当館では全プラン対応する月の数に１００円を乗じた金額の「月割りクーポン」を発行しています。　１１月の場合は、１，１００円の割引となります。　昨日発売の「超円高対策♪お手軽グルメ旅【伊勢海老半身付】お一人様平休日７５００円・休前日９５００円」で使用した場合、日曜日に２人で宿泊した場合、２人で１３，９００円（２×７５００円‐１，１００円）、一人当たり６，９５０円入湯税１５０円をたしても７，１００円の利用出来ることになります。　廉価型プランがクーポンを使用することにより、お得な節約旅行が実現できます・・・・・

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「超円高時代突入！廉価新商品投入で需要喚起」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４４話・２０１２．１０．２４配信）　


今日の円相場は、１ドル＝７６．２９円ですが、ヨーロッパ、中国、アメリカの情勢を見れば、１１月には、７５円台の超円高時代の到来も見えてきています。　消費は冷え込むのも目に見えてきていますが、タイの洪水騒ぎで年末商戦は、「品物よりサービス」が消費の中心になる機会でもあります。　今回平休日の旅行需要喚起の為１００ドルで泊まれるグルメプランをコンセプトに「超円高対策♪お手軽グルメ旅【伊勢海老半身付】お一人様平休日７５００円・休前日９５００円」を企画・販売開始致しました。　目玉は、伊勢海老半身を使った伊勢海老の味噌仕立て鍋で、野菜と伊勢海老の風味が、味噌で引き出された一品です。　平休日の需要喚起する為、１００ドルを意識し、平休日お一人様７，５００円（休前日９５００円）の価格設定となっております。　現在の予約状況は前年を上回っているものの経済環境は厳しさを増しております。　経済環境の改善に政府は全く期待できない状況ですので、自衛の策として廉価プランを投入し、新規需要の掘り起こしを行いたいと考えております・・・・・

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「経済末世に生き方を考える」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４４話・２０１２．１０．２３配信）　


ヨーロッパ、中国、アメリカに端を発した世界経済危機は、小手先の対応しかできない中、着実に恐慌へ進んでいます。　日本でも年金問題を含め政府不信が進みこれから経済末世の時代に突入することは間違いありません。　こういう時代には、衣・食・住全てに倹約をすることが必要で、手元に全収入の２割のお金を貯金しなくてはいけないと思います。　贅沢は禁物ですが、８割で今までの生活レベルを維持する工夫も必用です。

【衣】必用の無いオシャレはしない

☆価格・機能性を重視！

☆購入量は、最小限！

☆贅沢なブランド品は極力買わない！

【食】美味しいもので安いものを探す

☆外食は、価格重視！

☆家庭での食事は、残り物を造らない！

☆クーポンなどを多用し、グルメな食事は訳アリ商品を探す！

【住】住み替えで出費の少ない物件に移る

☆馬鹿にならない家賃や固定資産税は、より安い物件への住替え準備！

☆無駄なスペースは、極力減らす。

☆インターネットは必要不可欠！

【マネー】

☆ギャンブルは、お金のかからないバーチャル空間（ソーシャルネットワーク）上で！

☆株は出来るだけ現金化！（ドルでも円でも金でもよし）

☆現金は、手元か複数の銀行へ！

【レジャー】

☆贅沢な旅行より安価な保養で身体に投資！

☆特別な日の旅行より、普段の保養！

☆遠隔地で疲れるより身近な休息！



全般的に言えることは、「生活を見直し、見栄を捨て、今までの生活を収入の８割で賄い、後の２割を貯金する」生活を１０年間続ければ、破綻した経済も復活するでしょうからそれまでの辛抱を今から準備すべきでしょう（既に準備済みの方も沢山おられますと思います）・・・・・

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「お刺身にも色々あります」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４３話・２０１２．１０．２２配信）　

チェース・マンハッタン銀行を退行し、妻と一緒に父の経営する旅館に帰った私は営業企画を担当するようになりました。　旅行会社の社員と旅館で会食することも多かったですが、刺身はあまり食べませんでした。　その頃私は、東京の寿司屋の刺身は食べましたが、それ以外の場所では刺身を食べなかったのを覚えております。　その頃、別の温泉地で朝からお刺身が出るので人気の宿がありました。　私は、活魚(生きたままの状態の魚)の生き造りを舟盛りにし、朝の分を夜に出せばと考え舟盛り２艘付きの宿泊プランを発売し大ヒットしましたが、お刺身は、東京のお寿司屋の刺身の方が好きでした。　鮮度は、抜群の生きているのをしめているのに不思議でした。　後にお刺身でも、生きたものをそのまま造るものと、血抜きや熟成度会いを吟味して造るものがある事を知り、江戸時代には、後者のお刺身が発達した事を知り、東京のお寿司屋さんの刺身は、後者であることを知りました。　今では、後者の伝統的なお刺身３点盛りを出すようにしました。この頃は、自分の旅館と東京のお寿司屋さんのお刺身は食べています・・・・・

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「これからの温泉旅館は温泉保養の場」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４２話・２０１２．１０．２１配信）　


平成の初めのころ、温泉旅館は贅沢な料理を食べ、コンパニオン・芸者と共に宴会を楽しむ場として企業利用が多かったです。　私は、チェース・マンハッタン銀行を退行し、父の旅館の経営を手伝うことになりましたが、このような旅館の将来を悲観しており、旅館に帰った時に｢１０年でこの旅館は潰れる｣と発言しました。　退行前、私は日銀外為円決済システムの接合システムの開発を担当していました。　円決済の先物取引が導入され、バブルの持続策を見て、バブル崩壊を予見していたからです。　日本でバブルがはじければ、企業需要に頼っている料亭等の贅沢産業は、大きな影響を受けることが誰でも予想できたからです。　これからも、ギリシャを発端とした欧州危機、中国経済の成長期から成熟期(低成長期)へのシフト、アメリカの金融危機等、世界経済危機の時代になればますます贅沢の場としての温泉旅館の必要性は無くなると思います。　でもここ数年、お客様と接していて、安らぎの場すなわち温泉保養の場としての温泉旅館の必要性は拡大していることに気が付きました。　日本が貧しい時代明治時代でも温泉は人々に癒しの場を提供して参りました。　これからは家族団欒の場、休息の場、友人との語らいの場として同じ屋根の下で一晩泊まり、夕食、朝食、寝室を共にする場として存在意義が拡大してくると思います。　これからは、贅沢な温泉旅行は無くなりますが、手頃な温泉保養が拡大すると思います。サービスも過剰サービスをやめなるべく手頃な価格でお客様の温泉保養が実現できれば、温泉旅館も明るい未来があると思われます。　久しぶりに年末年始の数社の大手旅行代理店が完売出来、一般旅行代理店の団体予約が入る等当館にも明るい兆しが見えてきております・・・・・

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「温泉旅館で祝日を過ごすプランを再販」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４１話・２０１２．１０．２０配信）　


以前旅館で誕生日や記念日を迎えるお客様の為に１．５万円程度の予算でホールケーキ付の｢私の祝日｣プランを販売していましたが、東日本大震災が起こり不景気になったのを受け、プラン延長を行いませんでした。　この秋、旅館でお誕生日をお祝いされるお客様が戻り始めてきて、グルメプランでホールケーキをご注文いただくお客様が多くなってきました。　温泉旅館は、１泊しますので、特別な日の演出には、レストランより想い出深いものになっているのかもしれません。　そこで、一番人気の伊勢海老の味噌仕立て鍋とアワビの踊り焼きのメニューの夕食に、９０分飲み放題と地元パテシエのデコレーションケーキを御用意した｢私の祝日｣プランのリメイク版をお一人様１２，８００円で販売することにいたしました。　世界経済が混とんとしている状況ですので値段は出来るだけ押さえた形で、お祝モードは全開にしたプランにいたしました。　料金を抑える為に夕食メニューは、新たにメニュー構成をせず、現在一番売れているものを使用し、食材の調達コストを大幅に抑え従来のプランより２０％ダウンを実現しました・・・・・

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「団体旅行が復活、構成は変化」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４１話・２０１１．１０．１９配信）　

ヨーロッパの銀行の格付けが下がり、ゴールドマンサックスが第３四半期で上場以来２度目の赤字になるなど暗いニュースが多い中で、国内旅行では、団体旅行が復活傾向にあります。　当館でも旅行業者、インターネットでの受注が目立つようになって参りました。　ただ従来の団体構成から変化が見られます。　会社の旅行より、家族旅行の大家族型が主流で、両親と長男家族、長女家族といったような兄弟会的構成の団体が主流となり、会社の慰安旅行でも社員だけでなく家族を含めての子供連れのお客様が増えています。　昔、チェース・マンハッタン銀行に勤めていた頃、盛大にクリスマスパーティを都内のホテルで開催していたのを思い出しました。　社員の家族が一堂に会してのパーティは、家族ぐるみのコミュニケーションを大切にする外資系の良いところだと思いました。　日本の企業でも社員旅行に家族同伴を行い同じ効果を狙っているのかもしれません。　１泊旅行は、同一行動する時間も長く取れますし、パーティに替わる宴会もありますのでよりコミュニケーションが取れるので家族ぐるみの連帯感も生まれるかもしれません。　今後の企業にとって効果的な福利厚生の一つになるかもしれません。　いずれにせよ団体旅行が来年に向け復活することは国内旅行市場にとって明るいニュースとなると思われます。　当館でも一回の操作で宴会場と複数の客室のご予約が出来るシステムを御用意しております・・・・・

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「温泉保養は命の洗濯」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１４０話・２０１１．１０．１８配信）　


タイの洪水被害を見ていて、ＴＰＰに財界が一生懸命なのは、海外に生産拠点を移した日本製品を日本に輸入する際関税負担を免れたい一面があるのではないかと疑いたくなるのは、私だけでしょうか。　日本の産業の空洞化は最終局面に入っていてＴＰＰに参加してもこの流れは止まらないと思います。　ＴＰＰが発効すれば、加盟国同士の海外投資がしやすくなり、円高を追い風に海外投資を企業が行うことは明らかです。　一方物価は、関税障壁がなくなり更に安くなり日本経済は経済収縮を起こすことが想定できます。　今までの推移を見ますとデフレーションは、富の偏在を加速させる結果となります。　環境がどう変化しても人間は生きていかねばなりません。　景気・不景気に関係なく商売は「あきない」で続けなくてはなりません。　頑張れば疲れます。　疲れは癒し、長生きをしなくてはなりません。　贅沢をせず息抜きを楽しみながらこの数年は過ごさなくてはいけないかもしれません。　食べ物も多様化していますが、日本料理はやはり素晴らしいと思います。　今の時期、焼きアナゴを大根の桂剝きにしたもので巻き煮含めた煮物をお出ししていますが、味わい深く好評です。　ちょっとした手作りの伝統的なお料理が喜ばれる時代になりました。　バブルの時代は、フォアグラやフカヒレ等の高級食材でお料理を作ったものが話題性があり一世を風靡しましたが、これからは、当たり前の食材にひと手間かける伝統的な日本料理が受ける本物志向になると思われます。　多忙な現代人にとって「温泉保養は、命の洗濯」になるかもしれません・・・・・

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「将来も今も慎ましく精一杯生きましょう」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３９話・２０１１．１０．１７配信）　

厚生年金支給開始を７０歳まで引き上げるとか、支給額を減額するとか色んな情報が政府から発表されます。　官僚は、色んな理屈を付けて増税しようとしています。　普通の企業においては、企業収支が狂った場合、賃金カットを行い企業収支の正常化を図ります。　公務員の給与カットを大幅に行えば、年金積立額が減少するので将来の支払い額も減少します。　とにかく公務員給与は、国会議員の年収を超えないように設定し、公務員天国を改めなければこの国の将来は良くならないと私は思います。　先々暗い話があると人はやる気がなくなりますが、「今を精いっぱい生きることが大切」だと私は思います。　今を精いっぱい生きることが出来れば、将来も精一杯生きられます。　その瞬間を大切にすれば、将来の瞬間も大切に出来ます。　政府に期待せず、慎ましく生きてゆけば幸せが感じられるかも知れません。　これからは、「将来も今も慎ましく精一杯生きましょう」・・・・・

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「お金より幸せを感じる心を大切に」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３８話・２０１１．１０．１６配信）　


Ｇ２０がフランスで開かれています。　一方で「ウォールストリートを占拠せよ」運動が世界的に広まっています。　片や政府が積極的に金融市場に介入し恐慌回避に奔走し、一方は税金を膨大な介入資金に使わず弱者への配分を増やせと言っています。　前者は膨れ上がった経済を維持、後者はその逆をいっています。　政府とすれば、後者をとれば一旦経済破綻でリセットされますので、税収不足を含め政情不安につながりますので、絶対阻止したい気持ちとなりますので前者での安定をより迅速に行う状況に追い込まれます。　焦れば焦るほど過剰反応になり、後者がやり玉に挙げるヘッジファンドが儲かる結果となります。　ウォールストリートを占拠せよ」運動にロイター通信が報じているようにヘッジファンドの大物ジョージ・ソロス氏が資金提供しているとしたらヘッジファンドの手のひらの上で踊らされていることになります。　ヘッジファンドの息の根を絶つには、個人投資家が金融市場から手を引く事が最大の武器になります。　彼らが得をするには誰かが損をしなければなりません。　その標的は個人投資家なのです。　しかしそれは現実的ではないのは私も十分承知しています。　経済混乱は引き起こしたい政治家はだれもいません。　世界恐慌に向けたチキンレースを見守るしかありません。　人間お金だけではないと思います。　贅沢をせずちょっとしたことに幸せを感じられる心を持つことが大切なのではないでしょうか。　ハンバーガーショップで食べるハンバーガーの美味しさや、温泉に入る気持ち良さ、缶ビール１杯でも幸せを感じられる事が大切だと思います。　大きな感動より小さな感動に「幸せ」を見いだせる心を持つことは、人生をより充実したものに出来ると私は考えます。　これからの時代「お金より幸せを感じる心を大切に」生きていきたいと思います・・・・・

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「百人百様の温泉保養」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３７話・２０１１．１０．１５配信）　

温泉保養の楽しみ方もバリエーションが増えてきました。　夜遅くまで仕事をして温泉旅館に泊まりしっかり朝食を食べるカップルのお客様もいれば、コンビニで沢山の食糧を買い込んでおしゃべりタイムを楽しみ朝は寝坊するので素泊まりプランを選ばれる女性同士のお客様、グループや御家族連れで伊勢海老、鮑を味わうお客様、韓国料理のサンゲタンを食す御夫婦連れのお客様、和牛の朴葉ステーキ料理を召し上がる御馴染様など、当館に温泉保養にお越しになるお客様は、百人百様の温泉保養を楽しんでおられます。　私自身、温泉旅館を色んな楽しみ方をしていただきたいと思っております。　旅行に出て何も考えず旅館の御仕着せの料理を食べるもよし、ちょっと街に出て食べるもよし、駅弁で晩酌しながら列車で済ませるもよし、色んな楽しみ方があると思います。　これからは、その時の自分がしたい旅が出来る温泉旅館が求められると思います。　百人百様、千客万来の紫雲閣ホテルオグラを目指します・・・・・

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「世界恐慌でも宿泊産業は残る」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３６話・２０１１．１０．１４配信）　


人類の歴史の中、世界恐慌・戦争・天変地異あらゆることが起こりました。　しかし他人に宿泊場所を提供するビジネスは、中世から脈々と形は変えても残って参りました。　これからも形は変え、経営者は代わっても宿泊産業は残るでしょう。　昔は、旅人が雨露をしのぐ為親切心から軒先を貸したり、信仰信徒の為に寺院が作った宿坊や、料理屋が泊まる機能を持たしたもの等、発生の仕方は色々ありますが、江戸時代街道整備され、本陣、脇本陣、旅籠も整備され参勤交代やお伊勢参りの団体客を受け入れる仕組みも確立されました。　明治維新、日清戦争、日露戦争、関東大震災、昭和恐慌、太平洋戦争を乗り越え宿泊産業は残って参りました。　これから来る世界恐慌後も、贅沢な旅行は無くなっても温泉保養の旅は残ると思います。　コンピュータが仕事の中に入り込み、スマートフォンのような情報端末が生活を豊かにしつつも高ストレス環境を作り上げている環境に身を置く現代人にとって転地、休息、保養効果の高い「温泉保養」は、これから需要が増大するのは間違いなく、アクティブな海外旅行と共に需要が増大すると思われます。　会社の慰安旅行も家族ぐるみの形に変化して復活の兆しが見えてきています。　これから明るい気持ちで頑張りたいと思います・・・・・

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「資産塩漬け時代、質素倹約の温泉保養」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３５話・２０１１．１０．１２配信）


世界恐慌へのシナリオは、最終段階に近づきつつあります。　ヨーロッパでは、仏独首脳が会談し域内金融機関の資本増強策をまとめることに先週末合意し、株価を安定させギリシャへの80億ユーロ融資を決定し、上昇気流に乗せたい考えでしたがヨーロッパ金融安定化資本増強案をスロバキア議会の一時否決し、イタリア・スペインの金融機関の格下げ発表で帳消しとなりました。　政府当局の思い描いた危機対策が水の泡となりました。　一方、アメリカでは、オバマ大統領の雇用政策が上院で否決され、ＮＹの証券マンが1万人失業する予測がでています。　この1万人は、自分の蓄財はほとんど株投資という人達ですから失業すれば、保有する株式を生活の為現金化する恐れがあります。　中国の中小企業の倒産が増大していることは、まだあまり大きく報じられていませんが、タイの日本車生産拠点の被災も相まって東京市場は本日売り先行でスタートしました。　ヨーロッパでもアメリカでもアジアでも不安要素が拡大し、世界中悪材料だらけとなり、政府の対応も議会に足を引っ張られ世界恐慌に向けた最終段階に入っています。　こういう時に一番割を食うのが個人投資家です。　こういうときは資産の確定をしたいものですが、それを皆が行えば、資産の暴落につながります。　塩漬け覚悟の辛抱が続く展開となります。　出るお金を減らすかがカギとなり贅沢をする人間は馬鹿だということになります。　塩漬けした資産を運用するには長生きが大切です。　長生きの為には、休養も必用ですが贅沢は出来ませんので質素倹約の温泉保養がお勧めです・・・・・

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「経済不安時は、格安プランが堅調」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３４話・２０１１．１０．１１配信）


日本のインバウンドは、小泉純一郎総理が、２００３年におこなったビジットジャパンキャンペーンで増大し２０１０年は８６１万人にまで増大しましたが東日本大震災の原発事故が大きく影響し相当数の落ち込みが懸念されています。　国際観光旅館連盟等の業界団体では、東京電力に風評被害の損害賠償請求の準備を進めていますが、想定被害額は、５０００億円以上になると思われます。　また影響は単年度で回復することは、難しく５年以上の年数がかかり、約２兆円の被害が想定されます。　インバウンドのみでこの被害ですから東北４県の農業、漁業、運輸、観光を含めこの事故による損害は計算するのが恐ろしくなるくらいです。　この原発事故は、多くの教訓を私たちに教えてくれました。　遅かれ早かれ原子力発電を推進した東京電力に出資、融資した人たちの責任も問われることとなり、東京電力の債務継承会社、発電会社、送電会社への分割・解体が行われる事になると思われます。　この事故が日本経済破綻に進む起爆剤とならないように政府のかじ取りに期待します。　ＮＹの証券業界で今後１万人の雇用喪失が起こると同州の会計検査官が語るニュースが流れるなど、オバマ大統領の「雇用」はどうなってしまうのでしょうか。　国内旅行は、若干上方に向っている気もします。　当館の楽天トラベルの売り上げも既に前年実績の１２３．９０％に昨日の売上でなっていて２５０％は確実と思われます。　特に１名利用のお客様のご利用が伸びていますし、韓国料理プランも堅調です。　比較的不況対策のＬＣＩ商品が好調です。　今後も世界経済に注視しつつ格安の温泉保養を提供に努力いたしたいと思います・・・・・

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「日本は平和ボケでも着実に進む世界恐慌」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３３話・２０１１．１０．１０配信）


世界大恐慌へのステップが更に進んでいます。　欧州の金融大手デクシアの解体・再編すると支援要請を受けているフランス・ベルギー両国が決定したとのニュースが本日７時過ぎに流れてきています。　事実上の破たん処理です。中国でも珠州デルタで１０００社以上の中小企業が倒産し、倒産の連鎖が南部から全土への広がりを見せていると本日８時１５分配信のフジサンケイビジネスアイが報じています。　アメリカのOccupy Wall Street運動も、ニューヨークの別な公園に２次拠点づくりをするなど広がりを見せる中、大統領選挙の共和党候補者が、オバマ政権批判に利用して対決姿勢を示すなど、自分の選挙の為に「火に油を注ぐ」者が出始めるなど正に危機的状況です。　一方日本では観光庁が、平成１２年度に１１億円をかけて海外からタダでモニター旅行客を誘客する事業を発表するなど正に現状を認識出来てない政府の対応に首をかしげたくなる状況です。　現在のインバウンド客の激減は、東日本大震災の原発事故が主な原因で、税金１１億を使うなら東北地方の除染作業に廻した方が効果的で、まして世界恐慌が起きると言っている時に、無償のモニターツアーに何の必然性があるのかタイミングの悪さで「金をドブに捨てるようなもの」と思うのは、私だけでしょうか。　モニターツアーも平時であれば良い発想ですが、正にタイミングが最悪だと私は思います。　平和ボケの日本政府と世界に馬鹿にされるのもうなずけます。　世界恐慌に着実に進んでいますが、日本は平和ボケです。　贅沢を戒め心身健康を心掛けねばなりません・・・・・

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「贅沢な観光旅行から質素な温泉保養へ」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３２話・２０１１．１０．９配信）


インターネットが普及し、スカイプ等のテレビ電話も発達すると人の移動が少なくなってきます。　訪問してセールス活動をする営業マンも激減するでしょう。　外資系企業が営業スタッフより、ＷＥＢデザイナーの採用に切り替えていることからも判るように、インターネット上のセールス活動に変っていきます。　都市間移動も少なくなりホテルのビジネス利用も激減することが予想されます。　都市にあるオフィス需要も少なくなり、バーチャルオフィスの利用が増えるかもしれません。　鉄道会社でもこの点は認識していて、ビジネス利用から観光利用のお客様の創出を真剣に検討しています。　今東北支援キャンペーンで補助金を出してでも観光客の誘致を図っているのもこの表れです。　観光は、人の移動、宿泊、飲食を生む経済活動に直結しています。　しかし人の仕組んだ遊客には限界もあります。　都内のホテルも会議の減少や、インターネットの普及による人口流出が始まれば、バブル崩壊後の地方ホテルのように先細りは目に見えています。　しかし、ビジネスや、贅沢な観光利用がなくなっても、人間毎日同じ環境でコンピュータと睨めっこしていては疲労は蓄積します。　安価で温泉が利用でき、普段と違う環境に身を置いて適度な食事が食べられる「温泉保養の旅」は、これからの日本人にとって癒しの選択肢になると思います。　このままでは、世界恐慌が起き今までの無駄な贅沢な観光旅行は衰退し、質素な温泉保養が台頭してくると私は考えます。　費用は、贅沢な観光旅行の３分の１以下の温泉保養ですが回数が２倍以上となると思われますので、旅行の年間消費は、微減になると思われます。　時代の変化に対応したサービス提供を考えて参りたいと存じます・・・・・

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「世界恐慌到来でも命は残る」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３１話・２０１１．１０．８配信）

世界大恐慌が本当に到来するのかもしれません。　Occupy Wall Streetの運動が、この連休明けまで拡大基調であると欧州の信用不安が、アメリカに飛び火しかねない状況になります。　欧州ではギリシャ国債を引き受けている金融機関を中心に格付け会社が信用度を引き下げ、それに続いてイタリア・スペイン等の国債の格付けも引き下げています。　今後アメリカのOccupy Wall Streetの運動が続けば、雇用情勢の悪化、税収不足の懸念からアメリカ国債の格付けを更に下げる危険性があります。　アメリカ国債は、中国・日本も多量に保有する言ってみれば、世界経済債です。　欧州、アメリカは、経済緩和策で、通貨流通量を極限まで引き上げています。　この状況で米国債の信用低下は、世界経済崩壊を起こしかねない状況です。　しかし経済恐慌が起こっても、今現在も失業率は高水準です。　また日本は、３月に東日本大震災を経験し失業者が更に高水準となっておりますので、多くても３倍程度失業者が発生する可能性はありますが、短期間で収拾できる可能性があります。　また銀行預金も、日本の政府がペイオフの約束を守れば一定割合保護されます。　しかし今回の恐慌の原因が、各行政府に対する不信から考えると容易ではありません。　いずれにせよ恐慌で職や、財産は失っても命は残ります。　命を大切にし、世界恐慌が来ても大波を悲観にも楽観にもならず乗り越えましょう・・・・・

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「スティーブ・ジョブズ氏を追悼して」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３１話・２０１１．１０．７配信）


スティーブ・ジョブズ氏が昨日亡くなられた。　私がパソコンを始めたころ、未だマイクロコンピュータと言われ、日本メーカーとアップルコンピュータの２つに大別されていました。　私は、日本メーカーのコンピュータを使い始めていましたので、アップル社製のパソコンはあまり触りませんでしたが、印刷業界では、操作性の簡単さからアップル社製のパソコンが主流となっていました。　ジョブズ氏は、コンピュータを人間に使い易いシステムとして供給されました。　コンピュータは、人間生活に入り込み、生産性を著しく向上させました。　産業用ロボットは、農業、工業、食品加工に浸透し、生産効率を向上させた結果、人余り、金余りを生みだし、富の偏在と失業者の増大を生みました。　アメリカでおこっているOccupy Wall Streetの参加者が、「外国人に仕事を奪われた。」と言っていますが、正確には、「コンピュータに仕事を奪われた。」が正しいと思います。　文明が進み、高度情報化が進んだ結果、色んな所に歪が生じています。　人間は、より人間らしく哲学を持った生き方を求められることになるでしょう。　ジョブズ氏は、東洋哲学にその答えを求めたのかもしれません。　オバマ大統領は、ジョブズ氏を追悼する声明を出した後、Occupy Wall Streetの参加者に対する理解を示しましたが、この混乱は収拾できないと思います。　ギリシャの混乱、アメリカの混乱が象徴的な出来事として「世界恐慌」が現実化し、新たな幕開けになるのかもしれません。　機械産業の変革により、昭和の世界恐慌が引き起こったのと同じく情報革命により、平成の世界恐慌が起こりそうなこの時期にコンピュータを知り尽くし、独創的に活用する知恵があるジョブズ氏の死は本当に人類の損失と思われます・・・・・

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「世界恐慌に備えて温泉保養」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３０話・２０１１．１０．６配信）


ギリシャの混乱で一番困るのは日本であることを理解している人は少ないかもしれない。　ロシアや中国の通貨危機が誘発され、記録的な円高が起こる可能性がでてきている。　極端に１ドル６０円台も到来する可能性もあると私は思います。　米国の「ウォールストリートに集結せよ運動」もドル安に拍車がかかり、ギリシャの暴動で下がるユーロ、これで中国のバブルが崩壊し、新興国の経済危機を誘発し、無策の日本円だけが高止まりで、超円高時代が到来するというシナリオです。　この経済危機は、日本独自では解決できませんし、デモや暴動で尻に火のついた欧米は、解決策を打ち出せるはずもありません。　世界恐慌が起こるかもしれません。　フェースブックが、情報伝達に一役買い暴動・デモの後方支援を支えている現状です。　国内旅行が折角持ち直しかけてきていたのに世界的なマイナス要因が発生した格好です。　しかし経済恐慌はあまり恐れる必要はないのかもしれません。　経済恐慌は、戦前にも経験していますが、人類が滅亡したわけでもありません。　神様が与えた試練と心得て「命あっての物種」を各自が認識し、贅沢を慎み、安価なレクレーションや温泉保養を行いストレスを発散し正常な判断が出来る身構えが必要だと思います・・・・・

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「命あっての物種」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１２９話・２０１１．１０．５配信）


ウォール街で学生や失業者のデモが行われたニュースが流れました。　米銀に勤めた経験から申し上げるとウォール街で働いている人たちも明日は失業するかもしれないという緊張感を持って必死に働いています。　リーマンブラザーズのように、一つの原則が崩れるとウォール街の金融機関は一瞬にして潰れ役員であっても失業者となる。　だから自分の経験を積み上げいつでも再就職出来るように頑張っています。　ウォール街で勤めている人が「デモする暇があれば仕事を探す努力をすればいいのに」とインタビューに答えていましたが、必死に生きている彼らにとっては本音の答えだと思います。　人間は、生きていれば業を成します。　生きる為には食べなければならず、食べる為には仕事をしなければなりません。　「命あっての物種」と言いますが、生きていれば必ず生産活動をする必要が生じます。　死んでしまっては何もなりません。　世の中思い通りになるわけでも無し、一生懸命頑張っても成果の出ないこともあります。　人から誤解を受けることもあり、罵倒されることもあるかも知れません。　しかし人生途中で止めることは自己否定となります。　壁にぶつかった時は、自分の人生を見直す好機と捉え、「命あっての物種」を心に浮かべればいいのではないでしょうか。　「人を恨んでも、世を恨んでも何も進みません。」先ずは行動を起こすことが大切です。　仕事に疲れた時には、温泉保養でリフレッシュすれば、きっといいことがその内巡ってきます・・・・・

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「インターネット普及で進む日本列島改造」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１２８話・２０１１．１０．４配信）


首都圏の公務員住宅の売却が進められそうですが、首都圏の不動産は、今が売り時だと私は思います。　なぜなら長期的にみて首都圏の不動産価格は、下落傾向にあると私は思います。　今までは一極集中で、地方都市の不動産価格が下落して首都圏の不動産価格が上昇する局面でした。　企業のリストラで地方出先機関の統廃合を進め本社機能に集中する形となり、地方都市の人口減少が進み首都圏の人口流入が進んだ結果を反映したものになりました。　では何故首都圏の不動産価格が下落に転じるのか、それは今後始まる首都圏の人口流出が始まるからです。　インターネットが普及し、のどかな田舎にも通信網が張り巡らされた現代において仕事の進め方も変わってきています。　オフィスに１人１台のパソコンが用意され、隣の人間にもメールで仕事を依頼する現代において人が集まって仕事をする必要がなくなり、パソコンがインターネットに接続できる環境さえあれば世界中どこでも仕事が出来るのに、あえて環境が悪い首都圏に住む必要はなくなります。　東日本大震災で学習した首都圏の災害に対する弱点も考えると、原子力発電所のない安全な長野県、山梨県への移住が進む可能性があると私は思います。　田中角栄が提唱した日本列島改造論が現実となった格好です。　今後は、海辺の温泉保養にもブームが到来しそうです・・・・・

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「ハラハラドキドキの１０月を進む」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１２７話・２０１１．１０．２配信）


何事もそうですが、努力の成果はそう簡単に得られるものではありません。　結果がすぐに出ればこんなに楽なことはありませんが、結果というものは、即効性は少なく、結果が出てくるのに時間がかかります。　継続して行うことが必要です。　今まで色んな販売促進施策を行ってきました。　大手旅行会社の場合少なくても結果出るまで３年かかりました。　インターネットでも半年の期間が必要だと思います。　この半年間が結構つらいものです。最初の３カ月は、だいたい熱意をもって行いますが、４か月目から「これで本当に結果が出るのか」という不安が首を持ち上げてきます。　特にインターネットの世界では、相手が見えません。　闇の中を進むようなもので本当に心中穏やかではない状況です。　しかし前の努力の遅効成果とともに、効果が増大した結果が表れ始めると大きなうねりとなります。　私は今まで何度もこのうねりを経験しました。　時代が変わり、大手旅行代理店、鉄道会社、メディア販売と多数の流通経路を替えてうねりを作って参りました。　しかし現在は闇の中、今まで通りに行くかどうかハラハラドキドキの１０月です・・・・・

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「第３四半期の初日、希望を胸に」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１２６話・２０１１．１０．１配信）


今日から企業会計年度言うと第３四半期が始まります。　今年の第１四半期は、３月１１日の東日本大震災を受け、人員・売上ともに減少し第２四半期も７月・８月が同様になり、９月になって人員が、上昇するも、売上は減少した結果となりました。　徐々に回復傾向にあると感じながら第３四半期に突入しました。　楽天トラベルでは、昨年アクセス数が２，１５２アクセスだったのに対し本年は、１２，６６０アクセスと５８８．２９％と上昇しました。　アクセスしてきたお客様が予約する対アクセス予約単価は、昨年対比１２１．３２％となりましたので、予約売り上げは、７１３．６４％に上昇することが出来ました。　楽天トラベルの販売促進施策を始めた６月は、アクセス数を１５３．９２％に伸ばしましたが売上は１１５．１２％でした。３カ月で急成長した形になりました。　国内旅行市場の現状を鑑みると自分では納得できる成果だと胸を張りたいところです。　第３四半期で楽天トラベルの成果を安定させたいところです。　第３四半期の初日に更に精進したいと決意を新たにいたしました・・・・・

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