「経済不安時は、格安プランが堅調」

温泉保養・疎開生活のススメ（第１３４話・２０１１．１０．１１配信）


日本のインバウンドは、小泉純一郎総理が、２００３年におこなったビジットジャパンキャンペーンで増大し２０１０年は８６１万人にまで増大しましたが東日本大震災の原発事故が大きく影響し相当数の落ち込みが懸念されています。　国際観光旅館連盟等の業界団体では、東京電力に風評被害の損害賠償請求の準備を進めていますが、想定被害額は、５０００億円以上になると思われます。　また影響は単年度で回復することは、難しく５年以上の年数がかかり、約２兆円の被害が想定されます。　インバウンドのみでこの被害ですから東北４県の農業、漁業、運輸、観光を含めこの事故による損害は計算するのが恐ろしくなるくらいです。　この原発事故は、多くの教訓を私たちに教えてくれました。　遅かれ早かれ原子力発電を推進した東京電力に出資、融資した人たちの責任も問われることとなり、東京電力の債務継承会社、発電会社、送電会社への分割・解体が行われる事になると思われます。　この事故が日本経済破綻に進む起爆剤とならないように政府のかじ取りに期待します。　ＮＹの証券業界で今後１万人の雇用喪失が起こると同州の会計検査官が語るニュースが流れるなど、オバマ大統領の「雇用」はどうなってしまうのでしょうか。　国内旅行は、若干上方に向っている気もします。　当館の楽天トラベルの売り上げも既に前年実績の１２３．９０％に昨日の売上でなっていて２５０％は確実と思われます。　特に１名利用のお客様のご利用が伸びていますし、韓国料理プランも堅調です。　比較的不況対策のＬＣＩ商品が好調です。　今後も世界経済に注視しつつ格安の温泉保養を提供に努力いたしたいと思います・・・・・

伊豆熱川温泉海辺の料理温泉旅館紫雲閣ホテルオグラ

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